オーウェン・ウィルソン ― 知られざるイメージをすべて公開!

オーウェン・ウィルソン ― 知られざるイメージをすべて公開!

『ナイト・ミュージアム』のカウボーイや『アルマゲドン』のオスカー、『カーズ』の主役の声を担当するなど、有名作品に数多く出演している、ハリウッドの人気俳優オーウェン・ウィルソン。そんな彼の真の姿について伝えるブログです。

オーウェン・ウィルソン ― 知られざるイメージをすべて公開!

MENU

オーウェンは拷問シーンで本当に怪我をした? 映画『アイ・スパイ』④

 コロナ嘘か本当か? Twitterで皆さんの考えを募集中です⬇️

 今のところ、圧倒的に「嘘だ!」と感じる方がほとんどで、これは予想通り。逆に「自分や家族が罹った!」という回答も数人いますが、どうなんでしょう? 気の毒に騙されているだけの方も多いかも・・・。病院で「ああ、コロナですね」と診断されれば、医師の判断を神の御言葉のように信じる人はあっさり受け入れてしまうでしょう

 

 この投票、まだもう少し期間が設けてあるので、よかったら皆さんもご意見をくださいね。

 

 さて、前置きが長くなりましたが、今日は『アイ・スパイ』の最終回です。

 

・これまでの記事

1️⃣owenwilson.hatenablog.com

2️⃣owenwilson.hatenablog.com

3️⃣owenwilson.hatenablog.com

 

・あらすじ

eiga-watch.com

 

・予告編(日本語字幕なし)

 

 それでは、最終回の今日もいろいろ雑多に話していきましょう。

 

9.カルロスの立場は善悪どちらか?

f:id:Jane-Knowing:20210428135133j:image

Photo by Sony Pictures, imdb

 これはストーリーについての考察。この映画には、どうも疑問の残る存在が1人登場します。有能なスパイとされるカルロスゲイリー・コール)です。登場シーンはごく僅かで、最初と最後にちょっと出てくるだけなのですが、存在としてはアレックスオーウェン・ウィルソン)に立ちはだかる邪魔な人物

 会社では常に憧れのスーパースパイと称賛され、なぜか道具も優遇されています

f:id:Jane-Knowing:20210428135325j:image

Photo by Sony Pictures, moviescreenshot

⬆️アレックスが渡されたスパイカメラに文句を言うシーン。画像では見えづらいかもしれませんが、アレックス右手に持っているのが彼に渡されたもので、左手のがカルロスのためのもの。どちらも名称は<超小型スパイカメラ>

 あれのどこが超小型なんでしょうね? 結局、アレックスカルロスのために用意されたスイッチアイポケベル爆弾懐に収めて鬱憤を晴らしますが、この2つは後で大いに役立ちます。

 

 他にも、カルロスパラシュートなのにアレックス風船だったり、呆れるような差別が描かれています。同じ職務についているのに、ここまで扱いが極端に違うなんてひどいですね

 

 でも、一番変に思えるのは、カルロスが善悪どちらなのか最後まではっきりしないこと。

 

 ケリーエディ・マーフィー)は、「俺にはピンときた! こいつは悪党だ!」カルロスを疑いアレックスレイチェルファムケ・ヤンセン)とカルロスの二人が何度も態度を変えることに戸惑います

 映画を観るかぎり、カルロスは悪党と感じられますね。理由は3つ。

 

1.もともとレイチェルと仲が良く、彼女が二重スパイと分かっている

2.レイチェルと連携した動きを見せる

3.明らかに自分の手柄ではないにも関わらず、英雄として大統領とともにパレード行進をする

 

 特に明らかにカルロスの狡さを示していると思えませんか? 新聞でパレードのことを知ったケリーカンカンに怒っています。ここで面白いのは、ケリー自分の権力を完全に忘れていること。彼は世界的なボクサーなのですから、指一本動かせばカルロスなんか簡単に潰せるはずなのに、「ヒドイぜ。俺たちのパレードなのに」とベソをかくところが笑えます。

 

 でも、任務の報告はまだでしたし、あのあとはカルロスも逮捕されたのではないでしょうか? それまでに立てた手柄も実は単なる横取りに過ぎなかったかもしれませんよね?

 

10.リアルな拷問と水の中での長い撮影

f:id:Jane-Knowing:20210428140501j:image

Photo by Sony Pictures, imdb

 オーウェン映画で危険な目に遭うのはいつものことアレックス役で最も危なかったのはレイチェルから捕らえられて拷問を受けるシーンでした。監督は、レイチェルを演じたファムケ・ヤンセンに、至近距離で本気で殴るマネをするように要求ファムケ本人は、オーウェンを怪我させはしないか、ハラハラし通しだったそうです。

 

 殴られるシーンでオーウェンの顔にできた傷のいくつかは本物だったのか1か月後に追加撮影されたエピローグシーンでも薄っすらと傷跡が見えています。もちろん、あのエピローグはアレックスが殴られてから36時間後ですから、設定上傷があって当たり前ではあるのですが・・・

f:id:Jane-Knowing:20210428141422j:image

Photo by Sony Pictures, mentalfloss

 危険とは違うけれど、かなり不愉快だったに違いないのが、ステルス機が墜落してアレックスとケリーが水の中で話し合うシーン。何とここは撮影に丸一晩かかったのだそう! しかも、食事休憩があった他は、オーウェンエディもずっと水に浮かびっぱなしでした

 

「エディに長時間水の中に浸かってもらうなんて、申し訳なかったわ」などと、ベティ・トーマス監督は言っていますが、またしてもオーウェンのことは無視! 普通、こういう時はどちらのことも心配しませんか? やっぱりオーウェンに対する敵意を感じますね・・・。

 

 だいたい、あの短いシーンに一晩も必要でしょうか?

 

11.ケリーが試合を放棄するか否か、モンテカルロでの逮捕シーン、忍耐強いアレックス

f:id:Jane-Knowing:20210428141848j:image

Photo by Sony Pictures, icollector

 製作者たちがかなり迷ったのが、ボクシングの試合中に、片目に入れたままになっていたスパイカメラの映像でアレックスが拷問されていることに気づくシーン「ケリーは試合を放棄して飛び出すか、相手を倒してから助けに行くか?」

 

 最終的に大急ぎで相手をノックアウトするバージョンが選ばれました。「ケリーの性格から言えば、このほうが自然だろう」という結論だったそうです。確かにケリー簡単に勝てるボクサーですから、この行動は納得ですね。

 

 ケリーが助けに来たことに感激したアレックスが「きみって優しいね。僕のこと好きなの?」と聞くシーンアドリブの連発。敵に発砲しながら、「違う! パレードをやりたいだけ!」と言い張るケリーと、「僕が好きだからだ!」と返すアレックスのやり取りはコミカルです。演じているオーウェンとエディの呼吸がしっかり合っているのが感じられます

f:id:Jane-Knowing:20210428143412j:image

Photo by Sony Pictures, imdb

 変装したレイチェルがお金を引き出そうとして、アレックスとケリーに捕らえられる最後のシーンは、試写会の後で追加されたもの。レイチェルがもう一度アレックスを丸め込もうとして、ケリーに邪魔されるところ痛快です。

 

 ある点で言えば、レイチェルに対してはアレックスよりもケリーのほうが腹を立てていますよね? 試合の後にアレックスを救いに行くシーンとともに、このあたりにはエディ・マーフィーが元々持つ友達思いな性格が発揮されているように思えます。

 ハデで自己中心的でありながら、心から友達を大事にする面も持ち合わせるケリーは、やはりエディにピッタリだったでしょう

 

 一方オーウェンのほうは、どんなに拷問を受けても情報を吐かない設定よく似合っています

owenwilson.hatenablog.com

 

 オーウェン現実でも非常に口が堅い人『アイ・スパイ』アレックスもそうであるように、肉体的苦痛が耐え難くても、話すべきでないことは決して口を割りません。ただ、これまでの記事でも繰り返し書いたように、レイチェルに裏切られたはずなのに、懲りずに彼女を信じようとするところは、やはりオーウェンとは全然違いますね

 

12.テレビドラマのリメイクとして作られた映画

f:id:Jane-Knowing:20210428143511j:image

Photo by imdb

ドラマのアレックス(左)とケリー(右)

 

 ご存じない方も多いかもしれませんが、実はこの映画は1965〜1968年アメリカで放映されていたテレビドラマリメイクなんです。主役2人の人種が映画とは逆で、ケリー白人アレックス黒人というコンビ。さらに、ケリーボクサーではなく、テニスプレイヤーでした。

 

 映画版でボクサーに変更されたのは、ケリーを演じるエディ・マーフィー幼少期にボクシングを習っていたからだそう。

 

 ただ、ちょっと調べたかぎりでは、ドラマとこの映画の関連はほとんど皆無のようです

f:id:Jane-Knowing:20210428143634j:image

Photo by Sony Pictures, imdb

映画版のケリーとアレックス

 

 批評家の間ではあまり評判の良くない、映画版『アイ・スパイ』。でも、オーウェン・ウィルソンエディ・マーフィーそれぞれの持ち味を活かしたコンビは最高ですし、オーウェンのアイディアが盛り込まれているおかげかストーリーもかなり面白い出来に仕上がっています

 

 個人的にはベティ・トーマス監督がオーウェンにチクチク意地悪をすることにイライラする以外は、とても好きな作品の1つです。

 

⬇️『アイ・スパイ』を観る⬇️

 

・配信サービス

U-NEXTでアイ・スパイを観る 初回登録31日間は無料!

f:id:Jane-Knowing:20210428145549j:image

 

・DVD