オーウェン・ウィルソン|知られざる性格をすべて公開!

『ナイト・ミュージアム』のカウボーイや『アルマゲドン』のオスカー、『カーズ』の主役の声を担当するなど、有名作品に数多く出演している、ハリウッドの人気俳優オーウェン・ウィルソン。そんな彼の真の姿について伝えるブログです。

拷問を受けても口を割らないのは現実のオーウェンと同じ! 映画『アイ・スパイ』見どころ④

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 今のところ、圧倒的に「嘘だ!」と感じる方がほとんどで、これは予想通り。逆に「自分や家族が罹った!」という回答も数人いますが、どうなんでしょう? 気の毒に騙されているだけの方も多いかも・・・。

 病院で「ああ、コロナですね」と診断されれば、医師の判断を神の御言葉のように信じる人はあっさり受け入れてしまうでしょう

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 さて、前置きが長くなりましたが、今日は『アイ・スパイ』の最終回です。

✈『アイ・スパイ』のあらすじと予告編✈

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Photo by POV, impawards
 2002年公開。若い有能なスパイ(オーウェン・ウィルソン)が、能天気な無敵のボクサー(エディ・マーフィー)とコンビを組んでアメリカから盗まれた戦闘機を取りもどそうとするストーリーで、コメディとアクションが混ざった映画です。

ストーリー

予告編

これまでの記事

1️⃣owenwilson.hatenablog.com

2️⃣owenwilson.hatenablog.com

3️⃣owenwilson.hatenablog.com

 

 それでは、最終回の今日もいろいろ雑多に話していきましょう。

✈カルロスの立場は善悪どちらか?✈

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Photo by Sony Pictures, imdb

 これはストーリーについての考察。この映画には、どうも疑問の残る人物が1人登場します。有能なスパイとされるカルロスゲイリー・コール)です。

 登場シーンはごく僅かで、最初と最後にちょっと出てくるだけなのですが、存在としてはアレックスオーウェン・ウィルソン)に立ちはだかる邪魔な人物。

 会社では常に憧れのスーパースパイと称賛され、なぜか道具も優遇されています。

カルロスだけ優遇されるのはなぜ?

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Photo by Sony Pictures, moviescreenshot

⬆️アレックスが渡されたスパイカメラに文句を言うシーン。画像では見えづらいかもしれませんが、オーウェンが右手に持っているのがアレックスに渡されたもので、左手のがカルロスのためのもの。どちらも名称は超小型スパイカメラですから呆れます。

 結局アレックスは、カルロスのために用意されたスイッチアイポケベル爆弾を懐に収めて鬱憤を晴らしますが、この2つは後で大いに役立つことになります。

 こういうとっさの機転と何を選び出すかをさっと決めるあたり、実際のオーウェンに近い気がします

 

 他にも、カルロスパラシュートなのにアレックス風船だったり、呆れるような差別が描かれています。同じ職務についているのに、ここまで扱いが極端に違うなんてひどいですね。

カルロスとレイチェルは仲間なのか?

 でも、一番変に思えるのは、カルロスが善悪どちらなのか最後まではっきりしないこと。

 ケリーエディ・マーフィー)は、「俺にはピンときた! こいつは悪党だ!」とカルロスを疑いアレックスレイチェルファムケ・ヤンセン)とカルロスの二人が何度も態度を変えることに戸惑います

 映画を観るかぎり、カルロスは悪党と感じられますね。理由は3つ。

  1. もともとレイチェルと仲が良く、彼女が二重スパイと分かっている
  2. レイチェルと連携した動きを見せる
  3. 明らかに自分の手柄ではないにも関わらず、英雄として大統領とともにパレード行進をする

 特に明らかにカルロスの狡さを示していると思えませんか? 新聞でパレードのことを知ったケリーはカンカンに怒っています。

 ここで面白いのは、ケリーが自分の権力を完全に忘れていること。彼は世界的なボクサーなのですから、指一本動かせばカルロスなんか簡単に潰せるはずなのに、「ヒドイぜ。俺たちのパレードなのに」とベソをかくところが笑えます。

 でも、任務の報告はまだでしたし、あのあとはカルロスも逮捕されたのではないでしょうか? それまでに立てた手柄も実は単なる横取りに過ぎなかったかもしれませんし・・・

✈リアルな拷問と水の中での長い撮影✈

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Photo by Sony Pictures, imdb

監督はオーウェンを本気で殴るマネをさせた!

 オーウェンが映画で危険な目に遭うのはいつものこと。アレックス役で最も危なかったのはレイチェルから捕らえられて拷問を受けるシーンでした。

 監督はファムケ・ヤンセンに、至近距離で本気で殴るマネをするように要求。ファムケ本人は、オーウェンを怪我させはしないかハラハラし通しだったそうです。

 殴られるシーンでオーウェンの顔にできた傷のいくつかは本物だったのか、1か月後に追加撮影されたエピローグシーンでも薄っすらと傷跡が見えています

 もちろん、あのエピローグはアレックスが殴られてから36時間後ですから、設定上傷があって当たり前ではあるのですが・・・。

 ちなみに、ちょっと話は逸れますが、アレックスがどんなに拷問を受けても情報を吐かない設定はオーウェンにぴったりです。

owenwilson.hatenablog.com

 オーウェンは現実でも非常に口が堅い人。『アイ・スパイ』アレックスがそうであるように、肉体的苦痛が耐え難くても、話すべきでないことは決して口を割りません

一晩中水に浮かびっぱなし?!

 危険とは違うけれど、かなり不愉快だったに違いないのが、ステルス機が墜落してアレックスケリーが水の中で話し合うシーン

 何とここは撮影に丸一晩かかったのだそう! しかも、食事休憩があった他は、オーウェンもエディもずっと水に浮かびっぱなしでした

「エディに長時間水の中に浸かってもらうなんて、申し訳なかったわ」などと、ベティ・トーマス監督は言っていますが、またしてもオーウェンのことは無視! 普通、こういう時はどちらのことも心配しませんか? やっぱりオーウェンに対する敵意を感じますね・・・。

 だいたい、あの短いシーンに一晩も必要でしょうか?

✈ケリーが試合を放棄するか否か、モンテカルロでの逮捕シーン、忍耐強いアレックス✈

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Photo by Sony Pictures, icollector

「好きだからだ!」ー「いや、パレードをやりたいだけ!」

 製作者たちがかなり迷ったのが、ケリーがボクシングの試合中に、片目に入れたままになっていたスパイカメラの映像でアレックスが拷問されていることに気づくシーン。

ケリーは試合を放棄して飛び出すか、相手を倒してから助けに行くか?」

 最終的に大急ぎで相手をノックアウトするバージョンが選ばれました。「ケリーの性格から言えば、このほうが自然だろう」という結論だったそうです。

 確かにケリーは簡単に勝てるボクサーですから、この行動は納得ですね。

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Photo by Sony Pictures, mentalfloss

 ケリーが助けに来たことに感激したアレックス「きみって優しいね。僕のこと好きなの?」と聞くシーンはアドリブの連発。

 敵に発砲しながら、「違う! パレードをやりたいだけ!」と言い張るケリーと、「僕が好きだからだ!」と返すアレックスのやり取りは微笑ましいです。

 演じているオーウェンとエディの呼吸がしっかり合っているのが感じられますね。

モンテカルロのシーンでは、エディの粗野な優しさが効果を発揮

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Photo by Sony Pictures, imdb

 変装したレイチェルがお金を引き出そうとして、アレックスケリーに捕らえられる最後のシーンは、試写会の後で追加されたもの。レイチェルがもう一度アレックスを丸め込もうとして、ケリーに邪魔されるところが痛快です。

 ある点で言えば、レイチェルに対してはアレックスよりもケリーのほうが腹を立てていますよね? 

 試合の後にアレックスを救いに行くシーンとともに、このあたりにはエディ・マーフィーが元々持つ友達思いな性格が発揮されているように思えます

 ハデで自己中心的でありながら、心から友達を大事にする面も持ち合わせるケリーは、やはりエディにピッタリだったでしょう。 

✈テレビドラマのリメイクとして作られた映画✈

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Photo by imdb

ドラマのアレックス(左)とケリー(右)

 ご存じない方も多いかもしれませんが、実はこの映画は1965〜1968年にアメリカで放映されていたテレビドラマのリメイクなんです。主役2人の人種が映画とは逆で、ケリーが白人アレックスが黒人というコンビ。さらに、ケリーはボクサーではなく、テニスプレイヤーでした。

 映画版でボクサーに変更されたのは、エディ・マーフィーが幼少期にボクシングを習っていたからだそう。

 ただ、ちょっと調べたかぎりでは、ドラマとこの映画の関連はほとんど皆無のようです。

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Photo by Sony Pictures, imdb

映画版のケリーとアレックス

 

 批評家の間ではあまり評判の良くない、映画版『アイ・スパイ』。でも、オーウェン・ウィルソンエディ・マーフィーそれぞれの持ち味を活かしたコンビは最高ですし、オーウェンのアイディアが盛り込まれているおかげか、ストーリーもかなり面白い出来に仕上がっています。

 個人的にはベティ・トーマス監督がオーウェンにチクチク意地悪をすることにイライラする以外は、とても好きな作品の1つです。

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music.jp

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