ジョン役のオーウェン・ウィルソンが最も楽しんだのではないかと思えるのが、クレアと手を合わせて遊ぶシーンです。あの遊びは個人的にも好きなようですよ。逆にいちばん嫌がったのが、クリアリー夫人から誘惑されるシーン。
オリジナル脚本ではラストがまったく違った?! 『ウェディング・クラッシャーズ』の結末を比較します。
『ウェディング・クラッシャーズ』は笑う映画ではない! ハッピー・エンドではあるが、悲哀と心理的絶望が刻まれた深いストーリー。主人公ジョン(オーウェン・ウィルソン)が苦悩するシーンはオフィーリアのような危うさがあるし、葬儀で愛の尊さに気づくの…
ジョン(オーウェン・ウィルソン)は本当は結婚式荒らしを良く思っていません。しかし、ジョンが自分の生活態度を悔いるシーンの大半は脚本にはなく、オーウェンのアイディアによるものです。
『ウェディング・クラッシャーズ』は別視点で観れば、主人公ジョンが恋をしたことをきっかけに悪友ジェレミーの影響を抜け出すストーリーでもあります。この2人は本当に【親友】というよりは、ある種の腐れ縁。
オーウェン・ウィルソンとヴィンス・ヴォーンの初共演した映画『ウェディング・クラッシャーズ』。『トラブル・マリッジ』と同じく日本では未公開でしたが、アメリカでは爆発的にヒットしました。 下品で鼻につく場面もいくつかあり、バカバカしい映画ですが…