マイナー映画だからといって侮るなかれ。『ザ・マイナスマン』はミステリ映画の中でも特に面白い映画の1つ。キャッチコピーに騙されず、純粋に作品を楽しむのが魅力を味わうコツです。
「ストーリーがモヤモヤして分からない」? それは主人公ヴァン(オーウェン・ウィルソン)を殺人犯と決めてかかるからです。この映画の犯人はヴァンではありません。
オーウェン・ウィルソンが若い頃に出演した映画『クアドロフォニア-多重人格殺人』。ストーリーには、観客も探偵気分になれるだけの暗示がいっぱい!
日本では『クアドロフォニア-多重人格殺人』(1999)としてソフト販売された映画。しかし、このタイトルは内容とチグハグ! この作品に関してはどこを探しても、まともなあらすじがなかったので、ここでご紹介しています。