オーウェン・ウィルソン ― 知られざるイメージをすべて公開!

オーウェン・ウィルソン ― 知られざるイメージをすべて公開!

『ナイト・ミュージアム』のカウボーイや『アルマゲドン』のオスカー、『カーズ』の主役の声を担当するなど、有名作品に数多く出演している、ハリウッドの人気俳優オーウェン・ウィルソン。そんな彼の真の姿について伝えるブログです。

オーウェン・ウィルソン ― 知られざるイメージをすべて公開!

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オーウェンはアクション俳優になる可能性もあった ― 映画『エネミー・ライン』①

 このブログで商品紹介することに反対意見は出ないようなので、実行を決めます。過去記事にも順次入れていきますが、嫌な方は無視してくださいね。本文中には置かないので、目障りではないと思います
 

 さて、数人の方からエネミー・ラインオーウェン、カッコよかったよね」

というご意見をいただいたので、今日からは本作を取り上げましょう。

 

 

ストーリー

hm-hm.net

 

予告編

 
 個人的にもエネミー・ラインは大好き。オススメの映画を聞かれたときには必ず入れる作品です。多くの方が、この映画でのオーウェンを気に入っていらっしゃるのは、とても嬉しいですね。オーウェン本人も喜ぶでしょう。
 
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Photo by imdb
 
 オーウェンの真価を味わえる作品としては『クーデター』と並ぶ名作。でも、撮影が大変だったのは明らかにこちらのほう。その過酷さは『シャンハイ・ヌーン』に負けず劣らずです。ストーリーや役作りの点でもオーウェンの考えが活きている面が多く、まさにオーウェンの代表作と呼ばれるべき映画ですね。
 
 ここから、いつもどおり項目ごとに撮影裏話を書いていきましょう。
 

1.オーウェンが主役に選ばれた経緯

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Photo by 20th Century Fox,  questionofscale
 
 オーウェンを主役に選んだのは、製作者たちとレイガート少将を演じるジーン・ハックマン
 
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Photo by 20th Century Fox, metacritic
レイガート少将を演じるジーン・ハックマン
 
 映画が企画された時、最初に決定したのがジーンで、その後に主役として白羽の矢が立ったのがオーウェン
 それこそ、まさにシャンハイ・ヌーンを観て、決めたそうです。あの過酷な撮影に耐え切れるオーウェンの我慢強さを見込んだのですね
 
「あの映画のオーウェンは実に素晴らしいアクションを見せていた。これならきっと戦争映画もいけると思ったんだよ」と、製作者は語っています。ジーンも、オーウェンなら一流のアクション・スターになれる」と言い切り、本作でぜひとも軌道に乗せたいと熱心でした。
 
 たぶん、ベン・スティラー邪魔しようと躍起にならなければオーウェンはきっとこの路線で成功したでしょうね・・・。
 
ベン・スティラーオーウェンの邪魔をしたって、何のこと?」
 
 ごめんなさい。それは別の機会に回させてください。話が横道に逸れてしまいますから。いつか、彼との共演作を取り上げる時にでもお話しします。
 ただ、一言だけ書くなら、ベンはオーウェンの親友である反面、かなり彼のことを妬んでいるんですよね・・・
 

 さて、製作者たちとジーンは「主役は絶対にオーウェンがいい」と話が合い、映画会社の20世紀フォックスにオーウェンを起用するように要請。こうして、オーウェンは初めての戦争映画に出演することになったのです。

 

2.オーウェンの髪型・恰好をめぐる議論

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Photo by 20th Century Fox, imdb
 オーウェン演じるクリス・バーネット大尉の恰好をどうするかをめぐって、制作側と映画会社はものすごく揉めました。
 
 20世紀フォックスはオーウェンの美男子ぶりを最優先したいと言い張り、制作側はストーリーのリアル性が最も大事だと譲りません。結局、オーウェン自身がストーリー性を重視する意向だったこともあって、制作側の意見が通りました
 
 ただ、髪を切るのはオーウェンにとって嫌なことでした。確かに、あの長い金髪は素敵ですし、オーウェンらしいですよね。でも、海軍兵士をリアルに描くなら、やっぱりショートヘアでなくてはなりませんオーウェンも必要性は分かっていますから、ちゃんとおとなしく従いました。
 
 髪型の件に関して、製作者たちは「デート前だったらしくて、切りたくなかったんだ」と、語っていますが、これは事実ではなかったそうです。誰かが、髪を切るのを渋るオーウェン「おまえ、デート前なんだろ?」とからかったのが間違って伝わったのだとか。
 
 まあ、オーウェンは当時30歳くらいですから、デートしても不思議はありませんよね? もっともこんなことを書くと、オーウェン本人から「僕はそんな軽々しいデートはしない!」と、怒られそうですが・・・。
 それにしても、オーウェンって誰かと付き合ったことがあるんでしょうか? 生真面目なほど美しい恋の夢を追っていますが・・・
 
 話が逸れましたね、ごめんなさい。さて、リアルに描くことで話が決まると、オーウェンは徹底的に実行しました
 
 敵兵に追い詰められ、逃げ惑って顔が泥だらけになっているシーンがありますよね? 何と、
 
あの泥は本物なんです! メイクではありません!
 

オーウェンは髪も顔も本当に泥まみれだった。普通の俳優なら、気持ち悪がって絶対に嫌がるシチュエーションさ。でも、オーウェンは黙って、無我夢中で演じてくれる。スターぶらない俳優は本当に助かるよ。」製作者たちは語っていました。

 

3.オーウェンは上司に辞任を告げるシーンが不満だった

f:id:Jane-Knowing:20210510134357j:imagePhoto by 20th Century Fox, moviestillsDB

 冒頭、海軍で実力を発揮できないことに苛立ちを募らせて辞表を出したバーネット大尉は、引き止めようとするレイガート少将に口答えします

 
 このシーンを撮影する前日の朝、オーウェンは製作者たちのところへ行き、「このシーンは気に入らない。僕ならこんな言い方しないよ」と、変更を求めました。
 
 確かに、ここでのバーネットの言い方は傲慢に聞こえますし、誰にでも敬意を持って接する性格のオーウェンが気に入らないのも分かりますね。しかし、製作者たちはオーウェンの言い分を聞き入れず、「もう変更はなしだよ。明日までに覚えてこい」
 覚えるのはもうとっくに覚えていたんですよ、オーウェンは。撮影前日に長い脚本を渡しても、瞬く間に暗記できますから。彼は驚くほど記憶力がいいことでも有名です
 
 さて、脚本の問題が片づくと、今度は上司に口答えする時のオーウェンの演技が議論の的になります。映画会社は、オーウェンの静かな演技を好まず、「もっと感情的に怒鳴れ」と指示しました。けれども、制作側とオーウェンの意見は「上司に怒鳴るはずがないだろう」
 
 大尉の横着な口調すら眉をひそめたオーウェンですから、怒鳴るのはもってのほか。でも、映画会社の意見に従い、腹を立ててわめき散らすバージョンも撮ったようです
 
 その結果は、
 
映画会社はオーウェンの元々の演技のほうがふさわしいことに気づき、自説を引っ込めた。
 
 ほら、だから言ったでしょう、20世紀フォックスさん。本作で初めて監督をしたジョン・ムーア「最初からオーウェンの演技のほうがいいと分かってた。インパクトがあるせいか、怒鳴るバージョンは予告編では使われたけど、本編ではオーウェンがやった通りにしててよかった」と、コメントしています。
 
 確かに、ここではオーウェンが演じたように窮屈そうな態度を取るほうが、怒鳴るよりも職務にうんざりした感じが出ますよね? それに、あれくらいのことで怒鳴るはずはありませんし・・・。
 
 たった3つ書いただけで、この長さになりました。エネミー・ラインも複数回にわたりそうです。
 
つづく➡️

owenwilson.hatenablog.com

 
 

 ⬇️エネミー・ライン』を観る⬇️

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