オーウェン・ウィルソン ― 知られざるイメージをすべて公開!

『ナイト・ミュージアム』のカウボーイや『アルマゲドン』のオスカー、『カーズ』の主役の声を担当するなど、有名作品に数多く出演している、ハリウッドの人気俳優オーウェン・ウィルソン。そんな彼の真の姿について伝えるブログです。

オーウェン・ウィルソン ― 知られざるイメージをすべて公開!

オーウェンの真の姿が味わえる! 映画『クーデター』の魅力①

 さあ、今日からはこの前予告していた『クーデター』。2015年公開の映画です。原題は《No escape》逃げ道なしという意味ですね。かなり話題になったので、ご覧になった方も多いでしょう。個人的には最も感動した映画の一つ。

 

🔹映画『クーデター』のあらすじと予告編🔹

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Photo by Bold Films, imdb

 出張のため、アジア某国に家族とともに引っ越してきたジャックオーウェン・ウィルソン)が暴動に巻き込まれるストーリー。

 話は単純なのですが、そこに描かれている愛情と人間模様が観る人を感動させます。

ストーリー・キャスト

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予告編

 無法状態のクーデターを切り抜けて、生き延びる家族を描いた本作は、意味合いは違うものの、今の世界情勢にぴったりです。もっとも、今回の事件のほうが規模は大きいですけれど。

 何の事を言っているのか分からない方はこちら⬇をどうぞ。

owenwilson.hatenablog.com

owenwilson.hatenablog.com

🔹ピアース・ブロスナンのお墨付き!「オーウェンはどんな役だってできる!」🔹

『クーデター』は、オーウェンらしいオーウェンを味わえる、非常に稀少な映画です。

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Photo by Bold Films, abudhabi

 

 愛する家族を守り、勇気を失わないジャックはまさにオーウェンにぴったり。こういう役こそ似合うのに、コメディ俳優と勘違いされているのは遺憾です。

 オーウェンがパニックスリラーに出演した事に首を傾ける方は、彼の本質を知らない証拠。

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Photo by Bold Films, cultclub

 この映画で、ジャックと家族を助ける役、ハモンドを演じたピアース・ブロスナンは、インタビュアーがオーウェンをコメディ俳優扱いするのに呆れ、エネミー・ラインを 忘れたのか! オーウェンはどんな役だってできる。とても多才で、観客の目をスクリーンに引きつける人格を持ち合わせているんだからと、絶賛。

 これ以上の褒め言葉はありませんよね? 俳優として、最高の賛辞だと思います。

最初からオーウェンのために書かれた役

 ジャックは、最初からオーウェンのために書かれたと言ってもいい役でした。

 この映画の監督と脚本を務めたドゥードル兄弟は、「もともとコメディのイメージが強いオーウェンを起用することについて、世間がどう思うか不安もあったけど、僕らは脚本を書いている段階からジャック役にオーウェン以外の俳優は考えられなかったと、話しています。

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Photo by Jim Smeal/BEI, bluecat

エリック(左)、ドリュー(右)

 確かにドゥードル兄弟の言うとおり、『クーデター』ジャックオーウェンでなければ演じられなかったでしょう

オーウェン自身、オファーに大喜びだった!

 オーウェンの性格を正しく知っている方は予想がつくと思いますが、彼はこの映画のオファーが来て大喜びでした

 

「脚本を読んで、すぐに引き込まれた。戦闘機に乗ったり、ただ争ったりするんじゃなくて、家族を守り抜くために戦うのがいいんだ。ジャックの言動は僕と全く同じだから、演じるのがとても楽だったよ」と、オーウェンは言っています。

「僕が普段観る映画はドラマやスリラーのほうが多いのに、演じる時に回ってくるのはコメディばかりだったというのは面白いよね」とも。

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Photo by AKM Images / GSI Media, gogomagazine

 しかし、インタビュアーから「これからは、もっとこうしたシリアスな役を望んでいるか」と聞かれると、「別に僕はジャンルで決めているんじゃないよ。コメディでもシリアスでも、大事なのは内容なんだ」と、答えていました。

 いかにもオーウェンらしい答えだと思います。彼は、ストーリーに思いやりや愛が息づいていて、精神的な感動があればジャンルは何でも構わないタイプなのです。

🔹これぞ真の姿!―ジャックはオーウェン・ウィルソンそのもの!🔹

 では、ジャックオーウェンは具体的にどういうところが似ているのでしょう? 

 このブログ恒例の項目ですね。耳にタコができた、ですって? でも、もともとオーウェンの性格を知るためのブログですもの。お許しいただかなくっちゃ。

1.パニックの時でも、もっと弱い者に気づく

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Photo by Bold Films, showbiz

 市場でクーデターが起こり、いきなり敵に包囲されてしまったジャック。訳も分からないまま揉み合う人々の間に放り込まれてしまいますが、隅で震えているアジア人の母娘に目を留め、とっさに自分の身体で守ります

 

 ホテルに逃げ込んだ時には、暴動に気づかずに集会を開いているアジア人たちに「ホテルが襲われるぞ! 逃げろ!」と言い残して去ります。

 

 映画の終盤近くでも、家族と一緒に走って逃げている最中に、ずっと後ろでハモンドピアース・ブロスナン)が倒れ込んだことに気づいて駆け戻る場面がありました。

 

 自分が逃げ惑いながらも、合間に他の人も助けようとする。こうした言動は映画中に散りばめられていますが、現実のオーウェンと全く同じです

2.常に落ち着きを持ち、時には果敢な思いつきを実行する

 ジャックは予期できぬピンチに見舞われては、必ず抜け出す方法を思いつきます。例えば、ビルの屋上から飛び移るシーン。

 

 彼は急ぎながらも隣のビルとの距離を目で測り、妻・長女・次女それぞれを、最も効果的な言い方で説得します。

・妻を説得するシーン

 まずは妻のアニーレイク・ベル)。泣かんばかりに怯える彼女を「ここで殺されたいのか? 敵の十歩先を行くんだ! そうすれば逃げるチャンスが増える!と励まして、何とか跳び移らせます。

 次女のビーズクレア・ギア)には「犬の名前は何にする?」と聞いて気をそらし、先に移った妻の元に放り投げました。

 長女ルーシースターリング・ジェリンズ)には一番手こずりますが、危険を防ぐために自分のベルトで娘の腕を縛り、ついに成功させます。

 オーウェンでなければ、あの緊迫感と勇気、そして毅然としていながらも温かみのある雰囲気は出せなかったでしょう。彼本人そのままを見ているように錯覚するシーンの一つです。

 

 オーウェン(ビルとビルの間が)あれくらい狭い距離であれば、誰でも間違いなく同じことをするよ」と、コメントしていますが、どうでしょうか・・・。怖くてできない人もいるのでは?

3.「(娘のルーシーをプールに)行かせたのか?」

 暴徒に追われてやっとホテルの部屋にたどり着いたジャックが、ルーシーの不在に気づいて、アニーを問いただす時の言葉。この一言に、妻の不注意を咎めるニュアンスがあるのがオーウェンらしいところ

 

・ルーシーを助け出すシーン

 彼は自分の子を持った経験はないものの、他人の子を養育していますから、こうした子供に対する注意深さには優れているのです。

 いいえ、自分の子がいても不注意な親はゴロゴロいますから、養育経験とは関係ないかもしれませんね。どこであれ、小さな子を勝手に一人で出歩かせない。短い会話ながら、そうしたオーウェンらしい考え方が現れています。

 結局、ジャックは今やっと命からがら戻ってきたばかりなのに、娘のルーシーを探しに、またも飛び出して行く羽目になります。

4.他人を守るためなら、潔く死を受け入れる

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Photo by Bold Films, thecinemahoric

 映画の終盤、ジャックが敵の手に落ちて、殺されそうになるシーン。残酷さを喜ぶ彼らは、何とルーシーに手を下させようとします。

 ピストルを持たされ、自身も頭に銃口を突きつけられながら泣いている娘に、ジャックは覚悟を決めて言いますルーシー、パパを撃つんだ! 勇気を出して、撃つんだ!!

 なかなかできることではありませんよね。物語ではしょっちゅうお目にかかりますが、現実ではここまで冷静にはいられない人のほうが多いはず。

 でも、オーウェンは現実でも同じことができる人ですから、重要な共通点なのです。こうした捨て身の行為が似ているのは、かなり珍しいのではないでしょうか?

 

つづく➡️

owenwilson.hatenablog.com

 

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🔹『クーデター』を視聴する🔹

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 動画配信サービスは手軽で便利だけど、しっかりと映画を鑑賞するなら、やはりDVDやブルーレイがおすすめ。配信サービスでは見られない特典(未公開シーンやメイキング映像)が盛りだくさんですし、視聴期限がなく自由度が高いのもメリットです。

 ただ、この『クーデター』、だんだん希少価値になってきているようで、手に入りにくくなっていますね。

 また、DVDはちょっと注意が必要かもしれません。ブルーレイと比べると、本編映像の何ショットかカットされている気がしました

 さらに、この映画の場合、特典はブルーレイにしか収録されていないので、できればブルーレイをおすすめします。