オーウェン・ウィルソン ― 知られざるイメージをすべて公開!

『ナイト・ミュージアム』のカウボーイや『アルマゲドン』のオスカー、『カーズ』の主役の声を担当するなど、有名作品に数多く出演している、ハリウッドの人気俳優オーウェン・ウィルソン。そんな彼の真の姿について伝えるブログです。

オーウェン・ウィルソン ― 知られざるイメージをすべて公開!

犬の動きを参考にした?! オーウェンとデュプリー − 映画『トラブル・マリッジ』を鑑賞する①

 新しい記事を書き、過去記事の手入れも少し済ませたので、また移行作業に入りましょう。今日は、初めてTwitterの投票機能↓を使って選んだ映画を。

 
 4人の方が投票してくださった結果、決まったのがこちら⬇️

🍀映画『トラブル・マリッジ、私とカレとデュプリーの場合』🍀

f:id:Jane-Knowing:20210618170428j:image
 原題は《You,me,and Dupree》。2006年公開の映画で、職にあぶれた男が親友の新婚夫婦と同居を始めるコメディ。次々とアクシデントが起き、ちょっと品の悪いシーンもあるけれど、意外にも心理描写はかなり鋭く描かれていて、単純にバカ笑いして終わるような軽い映画ではありません
 日本では未公開のままだったので、馴染みのない方も多いと思いますが、かなりおススメできますよ。
 

ストーリーとキャスト

 

予告編

 

🍀映画の魅力はデュプリーの愛らしさ!🍀

f:id:Jane-Knowing:20210619114310j:plain

Photo by Universal Pictures, eviltwincaps

 

 この映画の魅力は何と言っても、オーウェン演じるデュプリーです。ひたすら愛らしく、心優しくて、無邪気。この時のオーウェンは普段に比べて髪の毛先が縮れ、子供っぽく見えます。見た目だけでも可愛すぎるくらい! もしかしたら、癒やしにもなるかもしれませんよ。とにかく可愛いですから。あら、「可愛い」って、2度も書いてしまいましたね。

 オーウェン自身はデュプリーという役について、「彼の性格は子どもたちとの関わり方を見れば分かるよ。カールモリーの家に来た時、デュプリーはまず近所の子どもたちと仲良くなる。彼の心はまだ小さな子供なんだ。僕自身にもちょっと子供っぽいところがあるから、演じるのに苦労はしなかったよ」と、言っています。

🍀オーウェンが製作に関わった映画のひとつ🍀

 オーウェンが製作に関わるのは、別に珍しいことではありません。親友のウェス・アンダーソンの作品の初期の作品では必ず脚本を手伝っていますし、そのいくつかでは製作総指揮をとってもいます。
『トラブル・マリッジ』オーウェンが初期段階から関わった作品。クレジットにもプロデューサーの1人として、ちゃんと名前が挙がっていますよ。
 
 脚本を書いたマイケル・ルシュールは、「構想を練っている時から、この役をオーウェンに演じてもらいたいと強く願っていたんだけどさ、まさか一緒にプロジェクトを作れるなんて! 彼のアイディアは脚本のあちこちに散りばめられている。デュプリーのキャラクターはオーウェンの独創性の賜物だよ」と、有頂天でした。
 

モデルはナツメグ

f:id:Jane-Knowing:20210619132022j:plain

※イメージ画像 Photo by Peter Grima
 
 オーウェンはこの役を演じるにあたって、自分が以前飼っていた犬の動きを真似たそう。
「僕が小さかった時、ナツメグって名前のダルメシアンを飼っていたんだ。とにかくじっとしていない犬で、何でも噛みちぎってばかりいた。母(義母)は怒ってこの子を追い出そうとしたけど、僕たちはみんなナツメグが大好きで、ナツメグも僕たちに懐いてくれていた。それで結局あの子はそのままいたんだけど、デュプリーを演じるにあたって、僕はナツメグのマネをしたんだよ。」
 そう言われてみれば、デュプリーにはどこか子犬そっくりのところがありますよね?
 

オーウェンはカールを演じたかった

 脚本家はオーウェンデュプリーに、と考えていたようですが、当のオーウェンカールを演じることに興味があったよう
「もともと脚本を練っている時、僕はカールを演じるつもりでいたんだ。実際、そのチャンスもありそうだった。カールが味わう感情の多くはある程度まで僕自身のものでもあるんだ」と、オーウェンは語っています。
 
 実はオーウェンカールを、マット・ディロンデュプリーを演じるパターンでもいくらか撮影が進んでいたのか、その状態で作られた予告編もありました⬇️。
 
 
 結局、オーウェンは脚本家の希望通りデュプリーを演じたのですが、本人はちょっとがっかりしたようですね。
 個人的にはオーウェンカールも見てみたかったですね。たぶん、マット・ディロンが演じたカールとはだいぶイメージの違うものになったと思います。マットのデュプリーもまた然りでしょうけど・・・。
 

🍀デュプリーは本当にお邪魔虫?🍀

Embed from Getty Images

 
 さて、友人の新婚夫婦に迷惑をかける設定のデュプリー。しかし、いざ映画を観てみると、「史上最大のお邪魔虫!」というキャッチコピーとは相容れないイメージなんですよね。もしかしたら、途中までオーウェンカールを演じていたために、整合性が取れなくなっているのかもしれませんが・・・。
 

1.親友の家に転がり込む

f:id:Jane-Knowing:20210619174603j:image
Photo by Universal Pictures, theaceblack
⬆️はカールの家に到着したシーン。大事そうにムースの頭を持ってくるのが可愛いですね。ぬいぐるみ感覚のようです。
 
 さて、迷惑行為は元々これが発端ですよね? でも、デュプリー本人は決して居候するつもりはないし、怠け者でもありません。後で書いていくように、むしろとても働き者です。
 
 最初にカールマット・ディロン)が「うちに泊まったら?」と聞いた時には、「ありがとう。でも、まだ自力で何とかなるよ」と、断っています。たぶん、泊まっていたバーのベッドを片付けられてしまわなければ、いくら親友から誘われても言葉に甘えることはなかったでしょう
 
 いざカールの家に来ても、彼とモリーケイト・ハドソン)に丁重に感謝し、「居座るつもりはないよ。明日からすぐに職探しをする。やる気満々なんだ」と、しっかり意思表明。そして、言葉通り翌日の朝からさっそく就職活動に入っています。
 
 結果的に長くお世話になるのは、仕事が見つからないせい。これは責められません。
 

2.服を着ないでソファに寝る

f:id:Jane-Knowing:20210620160557j:plain

Photo by Universal Pictures, hookdonhouse

 家に泊めてもらった最初の夜に裸で寝ているシーンがありますよね? あれは確かにちょっとびっくりですが、アメリカ人には時々いるようです。実際、当時ミュージシャンと結婚していたケイト・ハドソン「夫の友達が二人遊びに来ることがあるんだけど、丸裸になるなんて序の口よ」と、インタビューで答えています。
 ただ、デュプリーのいいところは、注意を受けた後は二度と繰り返さないこと。次の日からはきちんとパジャマを着ています。
 世の中には、何回頼んでも鼻で笑ってしたい放題する人もいますから、これはマシなほうではないでしょうか?
 
 もっとも、実際のオーウェンが裸で寝るなんて思わないでくださいね彼はいつもパジャマかアンダーシャツを着ていますから
 
 ちなみに、全裸でうつ伏せで寝ているのはオーウェンではなく、まったくの別人。ジミー・ロバーツというスタントで、『エネミー・ライン』でも急斜面を落ちていくシーンを担当しています。
 

f:id:Jane-Knowing:20210620144805j:plain

Photo by stuntsunlimited

ジミー・ロバーツ(スタントマン)
 
 全裸シーンにスタントを使うのは面白いですね。でも、オーウェンは裸を晒すのをとても嫌がっていたそうです
「とても恥ずかしかった。こんなはずじゃなかったんだよ。僕がもともと考えていたのは、ほとんど裸の状態ですっぽり枕にくるまれている恰好だったのに」と、オーウェンは嘆いています。
 

3.トイレを詰まらせる

 f:id:Jane-Knowing:20210620163006j:plain

Photo by Universal Pictures, kino.de

 
 これが迷惑行為??? 腑に落ちません。お腹が痛くなることは誰でもありますし、これをデュプリーのせいにするのはあんまりです! 
 
 あの状況ですぐ詰まるなら、トイレの配管が悪いのでは? デュプリーがいなくても、夫婦のどちらかがいずれ詰まらせただろうと思いますね。
 
 オーウェンはこのシーンも好きではなかったと思います。『シャンハイ・ヌーン』ではトイレネタをめぐって監督と大論争を繰り広げたくらいですから。
 
『トラブル・マリッジ』の制作頃(’04〜05年)になると、オーウェンは既に、抗議しても仕方がないと諦めていたようですが、それでも不愉快ではあったでしょう。オーウェンはとても上品なのです。
 
つづく➡️
 

映画の一覧に戻る

🎬『トラブル・マリッジ』を観る🎬

  最近人気のビデオ・オン・デマンドでは、現在1社のみ。

music.jp

 私が初めて登録したVOD。こちらは30日間の無料期間があり、登録後1,600円分のポイントが付与されます。『トラブル・マリッジ』299ポイントで視聴可能。しかも、画質はフルHD!

music.jpで観る

DVD・Blu-ray

 動画配信サービスは手軽で便利だけど、しっかりと映画を鑑賞するなら、やはりDVDやブルーレイがおすすめ。視聴期限がなく自由度が高いのがメリットです。