『トラブル・マリッジ/カレと私とデュプリーの場合』あらすじ・キャスト・配信まとめ
『ウェディング・クラッシャーズ』と同じく、日本では劇場未公開だった映画です。オーウェン・ウィルソンが主演を務め、ケイト・ハドソンとマット・ディロンが共演しました。
Photo by ©︎Universal City Studios LLC
・公開:2006年
・ジャンル:コメディ
・時間:109分
・出演:オーウェン・ウィルソン、ケイト・ハドソン、マット・ディロン他
この映画も一般のレビューやキャッチコピーが当てにならないものの1つ。「史上最大のお邪魔虫デュプリー」という表現は、ちゃんと映画を観ていれば的外れもいいところだと分かります。
🧸『トラブル・マリッジ/カレと私とデュプリーの場合』あらすじとキャスト🧸
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邦題は長ったらしいですが、原題は《You,me,and Dupree》と、単純。
ストーリーをひと言で言うなら、職にあぶれた若い男デュプリーが親友の新婚夫婦の家に泊めてもらい、さまざまな騒ぎに巻き込まれていく…というものです。
あらすじ
モリー(ケイト・ハドソン)とカール(マット・ディロン)はハワイで華やかな結婚式を挙げ、アメリカに戻って幸せいっぱいの新婚生活を始めた。
一方、カールの親友で結婚式の付き添いも務めたデュプリー(オーウェン・ウィルソン)は職にあぶれ、家もない状況になっていた。カールはデュプリーの現状を見かねて自分の家に泊まらせることに。
しかし、モリーとカールの仲はまもなく冷えていく…。
モリーの父トンプソン社長(マイケル・ダグラス)はカールとソリが合わず、小さなことでいちいち険悪な雰囲気になる。
デュプリーはカールを慰めるが、カールは調子に乗って妻の留守中に友達を何人も呼んで騒ぎ、モリーを怒らせてしまう。
新居のトイレはすぐに壊れ、モリーがデュプリーに紹介した女の子は火事を起こして、居間を丸焦げに。
カールは仕事にかまけてモリーをほったらかし、ついにはデュプリーの誠意も傷つけて、3人の生活はギクシャクしてしまう…。
主な登場人物(キャスト)
ストーリーで特に重要なのは4人。主人公のデュプリー、モリーとカールの新婚夫婦、モリーの父トンプソン社長です。
デュプリー(オーウェン・ウィルソン)
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主人公。明るく無邪気で、子犬のような可愛さがある。世間知らずで、ちょっと破天荒な面もあるが、根はとても優しく真面目。恋には一途すぎるところも。
料理や家事が上手で、自転車レーサーのランス・アームストロングの大ファンでもある。
モリー(ケイト・ハドソン)
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カールと結婚したばかり。学校の教師をしている。最初はデュプリーの同居を嫌がるが、彼の優しさに気づき、夫との問題を相談するまでに親密になる。
デュプリーに女友達を紹介するが、その女がアバズレだったことを知って後悔する。
カール(マット・ディロン)
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モリーの夫で、デュプリーの幼なじみ。自己中心的で偏屈な性格のため、しばしばトラブル・メーカーとなる。
仕事のイライラにかまけてモリーをほったらかした挙句、デュプリーと妻の仲を不当に疑って騒ぎを起こしたりもする。
トンプソン社長(マイケル・ダグラス)
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モリーの父で、カールの上司。カールを気に入らないながら何とか歩み寄ろうともするが、義理の息子の偏屈な性格にうんざりしている。
デュプリーのことは一目で気に入り、可愛がる。
🧸『トラブル・マリッジ』概要まとめ🧸
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日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは大ヒットした映画『トラブル・マリッジ』。本作も多くの場合と同じく、レビューやキャッチコピーは当てになりません。
主人公のデュプリーはお邪魔虫でもないし、トラブルメーカーでもありません。トラブルはむしろカールが引き起こし、デュプリーは巻き込まれているだけのことが多いですね。
映画そのものの考察は別記事にまとめていますので、併せてどうぞ。
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