あと1か月でクリスマス。Twitterなどでは、『ホーム・アロン』などを引っぱり出してきている映画ファンをちらちら見かけます。
私自身はクリスマス音楽を流しながら、事件解決とブログに勤しんでいます。
ところで、ふと思ったのが「クリスマスが出てくる映画で、オーウェンやリーアムが出演しているのはどのくらいあったか」。
必ずしもクリスマスがテーマでなくても、物語がクリスマスの時期という映画も含めて、いくつかご紹介しましょう。
以下に紹介する映画は『マイナスマン』を除いて全てAmazon primeで観ることができます。
🎄クリスマスが登場する映画(オーウェンまたはリーアムの作品限定)🎄
クリスマスが登場する作品は数多くありますが、この記事ではオーウェン・ウィルソンまたはリーアム・ニーソンの出演作に限ってご紹介します。
なぜかというと、この2人は私にとって現実の家族だから。オーウェンは私の夫、リーアムは母と結婚して私の父。身贔屓と非難されそうですが、どうかご了承くださいね。
作品は年代順です。
1.『マイナスマン』(1999)
Photo by ©︎TSG Pictures
公開:1999年
ジャンル:スリラー
時間:111分
出演:オーウェン・ウィルソン、マーセデス・ルール、ブライアン・コックス、他
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若い青年ヴァン(オーウェン・ウィルソン)が周囲の陰謀に巻き込まれ、自分を殺人犯ではないかと疑いつつも身の潔白を証明しようともがく物語。
ストーリーは11月から始まり、映画の中程でクリスマスが登場します。ヴァンが知り合いの女の子の家を訪ねた時、部屋には人形の形をしたクリスマスツリーが飾ってあり、クリスマス当日にヴァンは下宿先の奥さんからプレゼントをもらいます。
↓日本版パッケージはスプラッターみたいな表紙ですが、実際には血は一滴も出ないし、怖いシーンもありません。とても面白いので、レンタルや中古で一度ぜひ観てみてください。
2.『エネミー・ライン』(2001)
Photo by ©︎20th Century Fox
・公開:2001年
・ジャンル:アクション
・時間:106分
・出演:オーウェン・ウィルソン、ジーン・ハックマン他
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戦争映画として名高い映画。でも、バーネット大尉(オーウェン・ウィルソン)がセルビアに墜落するのはクリスマス当日。
バーネットが飛び立つ直前、トナカイ帽を被った兵士たちがパーティーに向けて掃除をしているシーンがあります。上司(ジーン・ハックマン)が、バーネット大尉の墜落を知るのはクリスマスパーティーの真っ只中でした。
3.『ラブ・アクチュアリー』(2003)
Photo by ©︎Universal Pictures
・公開:2003年
・ジャンル:ロマンス
・時間:135分
・出演:リーアム・ニーソン、ヒュー・グラント、コリン・ファース、エマ・トンプソン、アラン・リックマン、キーラ・ナイトレイ他
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今度はリーアム・ニーソンの出番。本作は、Twitterでもクリスマス映画として鑑賞を始めている方を見かけます。これまでの2作と異なって、ストーリーは全編クリスマスの雰囲気の中で進行していきます。
リーアムが演じるのはダニエル。亡き妻の連れ子の幼い恋を応援する優しいパパの役。息子が空港で恋人を見送る時、「搭乗口をすり抜けて会ってこい」とそそのかすのには笑えました。
ただ、この映画は様々なストーリーがバラバラで同時並行で進むので、少々フラストレーションが溜まります。
ダニエルと連れ子の物語に没頭しかけた途端、別のストーリーが割り込んできて、そのストーリーを味わい始めると今度は次のが…と、このサイクルを何度も繰り返すのです。当然、ストーリーの出来不出来もあります。
個人的にはリーアム演じるダニエルの物語以外では、
・新人首相(ヒュー・グラント)とナタリーの恋物語
・サスペンス作家ジェイミー(コリン・ファース)とオーレリアの言葉の壁を超えたロマンス
の2つが面白く感じました。
4.『プルートで朝食を』(2005)
Photo by ©︎Number 9 Films
・公開:2005年
・ジャンル:コメディドラマ
・時間:129分
・出演:キリアン・マーフィー、リーアム・ニーソン他
両親が不明のまま育ったオカマでゲイのパトリック青年がいろいろな経験をしたのち、神父になった父親(リーアム・ニーソン)と巡り合って絆を深める物語。ご心配なく、近親相姦ではありませんから。
オカマとかゲイとか気持ちの悪いテーマを扱っているのは目をつぶるとして、後半の父子の関係は心が温まります。
パトリックは父親と一緒にクリスマスを過ごし、そこで教区民の嫌がらせを受けて家に放火されてしまいます。縁起でもない設定ですが、怪我人は出ず、前後のシーンで心温まる情景があるのでイヤな感じはしません。
5.『ワンダー、君は太陽』(2017)
Photo by ©︎Lionsgate Films
・公開:2017年
・ジャンル:ドラマ
・時間:113分
・出演:ジェイコブ・トレンブレイ、ジュリア・ロバーツ、オーウェン・ウィルソン他
障害を持つ男の子が成長していく物語で、大ヒットした映画。ちょっとありきたりの感じで、私はあまり高く評価してはいないのですが…。
オーウェンは思いやりのある優しい父親ネート。でも、あまりにも若々しいので「年頃の子供2人の父親」というにはちょっと違う気がするんですよね…。
映画の中程で家族がクリスマスを祝うシーンが出てきます。オーウェン演じるネートがクリスマスツリーを運ぶ時誰も手伝わず、犬に向かって「手伝ってくれてありがとう、デイジー」とお礼を言うのが笑えました。
🎄クリスマスが登場する映画を探してみよう🎄
物語のテーマになっていなくても、クリスマスが登場する映画は結構あります。
ブルース・ウィリス主演『ダイ・ハード』(私は観たいと思いながらまだ観れていないのですが…)も物語の時期はクリスマス。ブラッドリー・クーパー主演の『世界に一つのプレイブック』もラストのダンスコンテストがクリスマスに行われます。
皆さんもクリスマスシーズンに、クリスマスの出てくる映画を探してみてはいかがでしょうか?