映画『マリー・ミー』に騙されるな! オーウェン・ウィルソンは出演なし!
何度も公開延期された、新作ロマコメ《Marry me》(邦題:『マリー・ミー』)。建前上は、世界的に流行らされた「コロナウィルス対策のため」だそうです。あえて流行らされた、と書きますよ。この病気が科学的に証明されていないのは周知の事実ですからね。異論は受けつけません。
ちょっと話が横道に逸れましたね。ごめんなさい。さて、『マリー・ミー』です。
Photo by Universal Pictures
結論を先にいうと、これもオーウェンが出演していないニセモノ。『フレンチ・ディスパッチ』と同じです。
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最初のうちはディープフェイク映画はネット配信限定の映画に限られていたのに、どんどん図に乗って、今は劇場公開のものにまで蔓りだしました。
私はオーウェンの映画にかかりきりなので、他は分かりませんが、おそらく多くの映画にニセ俳優が登場していると思われます。
- 🌼あまりに不自然な公開延期🌼
- 🌼またまた合成写真!オーウェンが若すぎる🌼
- 🌼まともな予告編もなければ、公式サイトも雑!🌼
- 🌼原作コミックの矛盾🌼
- 🌼オーウェンになりすましているニセ俳優が判明!🌼
- 🌼なぜわざわざオーウェンが出演していることにするのか?🌼
🌼あまりに不自然な公開延期🌼
この映画、いくら何でも延期され過ぎです。最初は2020年中の予定で、21年のバレンタインに延び・・・5月に持ち越され・・・最終的に22年のバレンタインまで延期されました。
嘘コロナのせいで20年アメリカで公開された映画のリストは少なめですが、それでもまあまあの本数が劇場公開されています。それも大半が、明らかに『マリー・ミー』よりも話題性のない映画ばかり。これはちょっと変じゃありませんか?
理由はともかく制限された中で公開するなら、当然人気の出そうな作品を優先するのが普通です。映画業界もお金で回っているのですから、つまらない作品だけ上映して、むざむざ利益を捨てるはずがありません。
何かウラがあると見るべきです。
🌼またまた合成写真!オーウェンが若すぎる🌼
まずは↓この写真をご覧ください。
Photo by ©Universal Pictures
映画の一場面として解禁されたものなのですが、
例によって合成です。
長くなるので、おかしい箇所をいちいち羅列するのは控えますが、
・ジェニファー・ロペスの膝にシートベルトがかかっていて、室内にそぐわない
・オーウェンの顔が最近の写真にしては若すぎる
ということだけは指摘しておきます。
『ワンダー、君は太陽』(2017)
Photo by Dale Robinette, realsound
↑ご覧の通り、何歳になってもオーウェンは若々しいんですが・・・。
やはり年齢の違いは分かりますよね。『マリー・ミー』の撮影は、ニュースを信じるならば2019年ですから、もう少し年でないとおかしいんです。
🌼まともな予告編もなければ、公式サイトも雑!🌼
変なことはまだあります。この映画、ストーリーは細かいところまでちゃんと決まっているんですが、21年末になるまでまともな予告編が1つも存在しない状態でした。
それまでの【公式予告編】は⬇これだけ。
予告編と呼べる代物じゃありません!
ジェニファー、オーウェン、マルーマの3人がちらっと映るだけ。しかも、たった16秒ですよ? これではただのキャスト紹介でしょう。制作が決まった時点でも作れるような動画です。
22年2月現在は《Marry me》の新しい予告編が公開されています。
・新予告編
⬆これがオーウェンに見えたら、眼科に行くことを強くオススメします! 新旧どちらも、絶対にオーウェンの顔ではありません!
公式サイトもテキトーな作り。21年2月時点ではまともな写真1枚なく、誰でも作れそうな情報量の薄いものでした。現在はもうちょっと写真を増やして体裁をつくろっていますが、やはり薄っぺらです。
🌼原作コミックの矛盾🌼
いくら目をつぶろうとしても、項目が4つ目にもなると、疑いたくなってきませんか?
コミックを読めるはずのページは404エラー
まず、オーウェンがこの映画出演の最終交渉に入ったと報じられたのが2019年の4月。ここまではいいでしょう。しかし、ここで早くも不思議なことが・・・。
このニュースを読んでみると、途中で
「ボビー・クロスビーによる同名コミックが原作です。こちらで読めます。」
と書かれ、コミックのページへ誘導するリンクが貼ってあります。さて、そこをクリックすると、あろうことか「安全ではないリンクを開こうとしています」と、Googleから危険信号が発せられるんです。それを無視してページを読み込むと・・・
404エラー、このページは存在しません*1。
ごまかしはまだ続きます・・・。
原作の初版は映画が作られるよりも後?!
そもそもこの原作コミック、初版は2020年11月3日。これでは、19年時点でこのコミックを原作にするのは無理なはず!
少なくとも20年の12月時点では、Amazonの商品説明にさっきの日付が書いてあったのですが、21年2月に同じページに行くと、「発売日:2010/10/20」。辻褄が合うように変更してあります。
「最初から2010年だったんじゃないの?」
いいえ、こうしたごまかしはすでに予期していたので、キチンとメモを取っておいたのです。ですから、絶対に記憶違いではありません!
そして22年現在、出版日はふたたび情報が元に戻してあります。
どうやって存在しない原作を使ったんでしょうね?
🌼オーウェンになりすましているニセ俳優が判明!🌼
『マリー・ミー』の予告編やポスターを見れば、ひと目でオーウェンでないのは分かります。同じことを私は『ロキ』の時に何度も訴えましたし、『フレンチ・ディスパッチ』や『ブリス』の記事でも繰り返し主張しました。
そもそもオーウェンは出演できる状況ではない!
もう一度言います。2020年以降に公開された映画にオーウェン・ウィルソンは出演していません!
2019年11月にオーウェンはプライベートの用で来日し、日本国内で暴行・監禁などの犯罪被害に遭ったあげく、現在は男娼として売り飛ばされる危機にあります。この2年以上、オーウェンは映画の撮影をできる状況ではありません。
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「オーウェン」を演じているのはウィーンフィルのヴァイオリン奏者?!
Photo by ©Universal Picturesこのベッチャリした顔がオーウェンでないことは明らか!
エクハルト・ザイフェルトPhoto by ©wienerphilharmoniker
ライナー・ホーネックPhoto by ©kioihall
🌼なぜわざわざオーウェンが出演していることにするのか?🌼
この『マリー・ミー』を含め、最近はいくつも「オーウェンの名がクレジットされた、オーウェンの出演していない映画」が量産されています。
「なぜわざわざディープフェイクなんかするの?」
ごもっともな疑問ですね。が、答えは簡単!
・ザイフェルトやホーネックら犯人がオーウェンを殺そうとした事実を隠したかった。
・オーウェンを男娼として売り飛ばしたあとも、彼が俳優として活躍しているように見せかけたい。
まさかと思うかもしれないけど、これが真実です。ザイフェルトは精神分裂症なうえ、誰彼かまわず嫉妬する異常者。オーウェンの友人でありながら、内心ではオーウェンを妬んでいたようです。
ここ数年オーウェンが次々と被害にあったのも、この異常者のネクラな嫉妬心のせい。
ニセ映画は純粋な映画ファンを失望させ、欺く存在。ディープフェイクを早く一掃し、昔のように安心して楽しめる時代に戻るべきです!
*1:22年現在は映画の宣伝ページに飛びます。