オーウェン・ウィルソンの映画と性格

オーウェン・ウィルソン|知られざる性格をすべて公開!

『ナイト・ミュージアム』のカウボーイや『アルマゲドン』のオスカー、『カーズ』の主役の声を担当するなど、有名作品に数多く出演している、ハリウッドの人気俳優オーウェン・ウィルソン。そんな彼の真の姿について伝えるブログです。

オーウェンにはスピリチュアル能力がある? 映画に見る超能力

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 タイトルの通り、オーウェン・ウィルソンの超能力についての短いコラム。もしかしたら、オーウェンは超能力を持ち合わせる人間の1人かもしれません。

 というのも、監督もストーリーも映画会社も異なる2つの作品で、オーウェンは同じ透視能力を見せているからです。

 

 もちろん、映画ではあらかじめ脚本や小道具がありますから、超能力を演じるのは簡単です。

 しかし、オーウェンが透視能力を見せた映画は『ウェディング・クラッシャーズ』と『ミート・ザ・ペアレンツ3』。どちらも透視のシーンは必要ない現実的なコメディ映画ですよね?

 

 このブログの読者ならご存知と思いますが、オーウェンが出演する映画の場合、役柄は様々であっても、細かい部分で必ず彼自身の性格や特技が活かされることがほとんど。

 そうなると、映画に出てきた透視シーンはオーウェンの性質から拾ったものと考えても、それほど不自然ではないと思います。

 

 

💎『ウェディング・クラッシャーズ』では箱の中身を百発百中💎

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Photo by ©︎New Line Cinema

『ウェディング・クラッシャーズ』は2005年に公開され、アメリカで大ヒットしたロマコメ映画。

 オーウェンは主人公のジョンを演じ、脚本を大幅に変更して、感動的なストーリーに仕上げました。

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 さて、このジョン、恋人のクレアと初めて出会った時に、結婚式に寄せられたプレゼントの中身を全部言い当てて、クレアを驚かせます。

 

 ちょっと長くなりますが、シーンを見てみましょう。

クレア:なぜ(プレゼントの中身が)分かるの?

ジョン:ちょっとそういう能力があるんだよ。

クレア:本当? じゃあ、あの箱の中身は?

ジョン:ドイツ製ナイフ。とてもいい品だよ。

クレア:じゃあ、あっちのは?

ジョン:エジプト製リネン。

クレア:まあ、本当に分かるのね!それじゃ、あれは何だと思う?

ジョン:見てて。これは食器類、あれは燭台、こっちはクリスタルの脚付きグラスだけど、新郎新婦は使わないと思うな。

クレア:(自分の持っていたプレゼントを渡して)じゃあ、今度はこれよ。当てて。

ジョン:これは・・・マッサージオイルと宗教の本だね。送り主は変わり者のおばさん! 

クレア:確認してみるわ。

ジョン:誰から?

クレア:ミリーおばさんだわ!

 

 これはオーウェンが付け加えたのではなく、元の脚本にあった場面。しかし、ドプキン監督は最初からジョンをオーウェンにオファーすることを決めていましたから、彼の能力を考慮して作ったのではないか、と思いたくなります。

 

💎『ミート・ザ・ペアレンツ3』では透視を活かして人命救助💎

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Photo by ©Universal Pictures

 もう1つオーウェンが超能力を発揮する映画が『ミート・ザ・ペアレンツ3』。

 土の中に埋もれてしまったジャック(ロバート・デ・ニーロ)を、ケヴィン(オーウェン)が透視で位置を探り当てて助け出すシーンがそれです。

 このケヴィンは芸術的センスもあればインテリアにも凝る、いろいろ才能があるキャラクター。この3作目では透視以外にも子供を一瞬で眠らせるなど、特殊能力を発揮しています。

 

 この2つの作品の制作陣に繋がりはなさそうですし、共通点は唯一オーウェンが演じると分かっていた点のみ

 実際、彼の知人の間では「オーウェンは透視できるんだよ」と噂されていて、隠れたものを言い当てることができるそう・・・。

 オーウェンならそれもあり得ると思いますね。あの独特の、何かを突き抜けた感じの目つきを見たら、透視能力も容易に信じられます。

 

💎映画としては『ウェディング・クラッシャーズ』のほうがおすすめ💎

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©︎Personal Photo of Owen Wilson

 オーウェンはアドリブを得意とする俳優であることもあって、たいていの映画には彼の資質が顔を覗かせています。

 しかし透視力に関しては、オーウェン自身の能力を元に映画製作された様子が感じられ、面白いです。

 

 ところで、この記事では『ウェディング・クラッシャーズ』と『ミート・ザ・ペアレンツ3』の2作に触れましたが、映画としては断然『ウェディング・クラッシャーズ』のほうがおすすめです。

 

 

『ペアレンツ』シリーズは3作までありますが、ストーリーにまるで発展がなく、場面によってはかなり品が悪いので、万人にはおすすめできません。せっかく豪華俳優が多く出演しているのに、まったくそれを活かしきれず、残念な映画です。

 でも、オーウェン演じるケヴィンは素敵だし、主演はベン・スティラーなので一見の価値はあるかも…。