オーウェン・ウィルソン|知られざる性格をすべて公開!

『ナイト・ミュージアム』のカウボーイや『アルマゲドン』のオスカー、『カーズ』の主役の声を担当するなど、有名作品に数多く出演している、ハリウッドの人気俳優オーウェン・ウィルソン。そんな彼の真の姿について伝えるブログです。

オーウェン、自殺未遂の原因とは? − ケイト・ハドソンとはまったく無関係!

Owen Wilson suicide


 何回か連続で映画の話が続いたので、今度はオーウェンの心理状態に関する考察をテーマに。といっても、小難しい学問的な話ではないので、ご安心くださいね。

 

追記:以下の内容は「オーウェンが自殺未遂をした」という前提のもとに書いていました。

 しかし、22年6月現在は新たな物的証拠が見つかり、問題の事件は「他殺だった」ことが判明しています。

 ケイト・ハドソンの求愛やオーウェンに自殺願望があったことは確かなようなので、本記事はそのまま残しておきますが、事件そのものについては、↓こちら2つの記事を参照いただきますよう、お願いします。

 

☘️自殺を図った理由は一つではない☘️

 2007年、オーウェンが自殺未遂を起こした事件は有名ですよね?

 

『ナイト・ミュージアム』『ウェディング・クラッシャーズ』、ジャッキー・チェンと共演したシャンハイ・シリーズなど、明るいコメディのイメージで捉えていた人には驚きが大きかったよう。

 

 日本ではあまりニュースになりませんでしたが、アメリカではすべての新聞・雑誌がこの事件で持ち切りになるほどの大騒ぎでした

 

 オーウェン本人は自殺を図った理由について語ったことはなく(こんなことを言うはずがありません!)、オーウェンの性格も事情も知らない人々の間では、憶測から憶測が生まれることに・・・。結果的に、交際していた女優ケイト・ハドソンに振られたからだろうという噂が定着してしまいました。

 

 しかしながら、これは事実とズレがあります

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ケイト・ハドソン Photo by Katie Kiehn

「Janeってば、また何かケチをつける気?」

「ロマンティックな恋物語を台なしにしないでよね。」

 読者の方からこんな声が聞こえてきそうですが、私は別にケチをつけているわけではありません。歪められた真実を正しく見せようとしているだけ

 ケイト・ハドソンのファンの方、警戒しなくて大丈夫ですよ。彼女はシェリル・クロウとは違いますから 。

 さて、オーウェンはなぜ自殺を図ったのでしょうか?

 ある雑誌のインタビューで、この件について問われたオーウェンの友人は、「原因を一つに決めつけることはできないさ。いろいろ複雑な思いが絡んでのことだよ」と、答えていましたが、まさにそのとおりですね。

 さっきも書いたように、オーウェン自身はこの時の事には決して口にしたがりません。私も、彼が自分の心の思いを引っ掻き回されるのを何よりも嫌っているのは知っています。

 でも、間違った噂が飛んでいるのを無視していては、彼のイメージがどんどん曲がってしまいます。ここで自殺の原因を考察しても、オーウェンは怒らないでくれるでしょう。

ケイト・ハドソンの求愛

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Photo by Universal Pictures, hora.com
『トラブル・マリッジ』プレミアにて

 まず、結論から先に言うと、

オーウェンの自殺未遂は、失恋のせいではありません。

 一般的には『トラブル・マリッジ』での共演をきっかけに二人が交際を始め、2007年の6月頃に破局し、オーウェンが絶望したとされています。

 でも、ある知人の言葉を借りるなら、「オーウェンはケイトを愛していなかったんだから、失恋のためというのは理屈に合わないよ。」

 この二人の関係がどの程度進んでいたのかは不明ですが、少なくともケイトがオーウェンを愛していたのは確か。かなり熱心に言い寄ったようです。

 もうお気づきですよね? 彼女はうかつにもオーウェンが一番嫌がる戦法に出てしまったわけです

 このブログを読んでくださっている方はとっくにご存知と思いますが、オーウェンはとても生真面目な道徳観念を持っています。人によっては「古い!」と言いかねないほど保守的。これは私も同じなので分かりますけど・・・。

 オーウェンがモラル上好ましく思わない行動の一つが、女性が自分から誘いをかけること

 気を悪くなさった方がいらしたらごめんなさい。現代では、女性から告白するのも自然とされる風潮がありますよね? でも、オーウェンは女性らしくないと感じているんです

 さて、ケイトはオーウェンに熱を上げ、シェリル・クロウの時とそっくり同じことになります。つまり、

ストーカーめいた求愛行為。

「あんな可愛い女優さんに言い寄られて、断るなんて!」と、呆れる人もいるかもしれませんが、オーウェンにとってはまさに悪夢です。

 しかも、

最初に言い寄った時のケイトはまだ結婚していたのです。

 これはもう、オーウェンの価値観からすればアウトですね・・・

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Photo by reuter 

 オーウェンは、ケイトとの関係が噂になり始めた時から必死に否定し、ある雑誌が「ケイトが離婚したのは、オーウェンと恋仲になったためだ」と報道した時には激怒しました

 彼は結婚をとても神聖なものと考えています。「ちょっと気に入ったから、とりあえず結婚しよう。嫌になったら別れればいい」などという安易な考えは許しません

『ウェディング・クラッシャーズ』のインタビューで、オーウェンは「僕は兄のアンドリューが結婚した時、付き添いをしたんだ。でも、兄は離婚しちゃった」と、悲しそうに嘆いています。兄の離婚にショックを受けたんですね。

 これほどの理想主義者では、夫に飽きて自分のもとに来ようとしたケイトを受け入れるはずがありません

 ケイトが自殺未遂の原因(の一つ)になったのは、オーウェンを追い回したからなのです。

夢と現実のギャップに耐えられなかった

Embed from Getty Images

 彼が自殺に追い込まれた理由は、もちろんケイト・ハドソンの件だけではありません。

 オーウェンは、いつも一つの夢を胸に温めています。それは、

心から愛し合える女性と家庭を築き、死が二人を分かつまで添い遂げること

 おとぎ話みたい? いいえ、彼は本気です。バカにする人も多いので、心を許していない相手には軽々しいフリをすることもありますが・・・。

 でも、オーウェンは根っから正直者なので、自分を偽るのいじめられるのが嫌で周りの価値観に合わせるのも、大きなストレスなのです。

 しかし、オーウェンにとって何よりも辛かったのは、自分の夢が容易には叶わないと気づいたこと

自殺を図る直前頃

 ちょうど自殺未遂を起こす2〜3年前頃、オーウェンは「30歳までには結婚して、家庭に落ち着きたかったのに・・・」と、嘆いていました。2007年の時点でオーウェンは既に38歳。出口のない絶望感に襲われても不思議はありません。

「いやいや、あれだけルックスも性格もいいんだから、嘆くまでもなく結婚できるじゃないか?」

 まあ、そんな意見もあるでしょうが、オーウェンは自分の理想に恋していますから・・・。といっても、別に彼は女性に多くを要求しているわけではありません。美人を望んでいるのでもなければ、特別なこだわりがあるのでもない。正しい心を持った、一生連れ添うことのできる、家庭的な女性が欲しいだけです

 しかし、彼が目にした現実は何だったでしょうか。ある時からは家庭よりも仕事が優先され、世の中のスピードも目まぐるしくなりましたよね? 女性もキャリアを第一に考え、離婚も当たり前とされる時代。永遠の愛などは笑い飛ばされ、人との繋がりそのものが希薄になってきていました。 

 こんな世の中ですから、かわいそうに、無垢な美しい夢を抱くオーウェンは感覚的に取り残されてしまいます。親しい友人すら、彼の夢を理解してくれる人は少ない有り様。 価値観を共有できる女性はどこにも見つかりません

 ストーカー被害にも遭い、失望を繰り返すうちに、オーウェンは生きるのが嫌になっていきました。ある知人によれば、彼が自殺を図ったのは2007年が初めてではないそうです「その前にも少なくとも2度は死のうとしたよ、オーウェンは」と。

 小さい頃からひどいイジメを受けたり何度も夢を踏みにじられたりしては、死にたくもなるでしょうね・・・。

 何ですって? 「割り切って夢を捨てれば幸せになっただろう」って? とんでもない、それこそナンセンスです!

 誰だって、自分の信念は捨てられるものではありません。そして、オーウェンにとっては、結婚に対する生真面目な考えこそが信念

 彼が自分の命を絶とうとしたのは、夢が破れた苦しみに耐えられなかったからでもあるのです。もっとも、彼自身が【完璧な結婚】を意識しすぎて、なかなか踏み込む決心がつかないのも確かですが・・・。

極度の忍耐に疲れ果てた

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⬆️何となく無理して笑っているような写真。ヒステリーを起こす一歩手前のような目つきです。必死で陽気に振る舞おうとすると、よくこんな表情になるようですね。

 あまりにも忍耐を強いられてばかりだったことも、自殺未遂の原因です

 これまでも書いてきたように、オーウェンはちょっと優しすぎるんですよね 。相手によほどの悪意を感じた時は意地を張ることもありますが、大抵はどんなことでもじっと我慢しています。周りはそんな彼の忍耐強さに甘えてしまったのでしょう。オーウェンは金銭的に頼られることも多く、しかもそれが当たり前のような態度をとる者までいました。

 彼は基本的におとなしくて、頼まれればイヤとは言えない性格。重荷に感じても、断っては悪いと遠慮して、引き受けてしまうのです。それなのに、いざとなると誰もオーウェンを理解せず、助けてもくれない・・・

 これでは自暴自棄になっても仕方がありません。オーウェンも、もっとキッパリ断ることを覚えないと、自分が辛いでしょうに・・・

 もう一つ、とても繊細な性質のオーウェンは、世の中の汚れたものに触れるのが耐えられません。本来、清らかで美しい世界しか適合しないタイプなんですね。

 しかし、現実ではいろいろ醜い状況も起こるもの。そうしたものを見せつけられるたびに、彼は普通の人が思いも及ばないほど強いショックを受けているのです

 オーウェンが心を痛めるのは、自分のことだけとは限りません。周囲に汚れを感じただけでも、清らかな神経を傷つけるには充分すぎるほど

 こういったストレスも積み重なって、オーウェンは生きる気力を挫かれていったようです。

 

つづく➡️

owenwilson.hatenablog.com

 

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