『ホーンティング』のルークは明るく好奇心旺盛!
ホラー映画『ホーンティング』でオーウェンが演じる役はルーク・サンダーソン。不眠治療のために集まってきた3人の体験者のうちの1人です。
作中いちばん明るい役で、オーウェンの子供のような溌剌としたイメージがよく活きています!
『ホーンティング』の怖さがどのくらいか?という点については⬇こちらの記事にまとめたので、参考にしてください。
ここでは『ホーンティング』のルークにスポットを当てて、その魅力について書いていきます。
・ルークは何歳か?
・ルークの性格とストーリー上の位置づけ
オーウェンが演じるルークは、可愛くておませで何でもご存知! 一度観たら忘れられないキャラクターです。
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ホーンティング (字幕版)
🏰オーウェン演じるルークの魅力🏰
ルーク・サンダーソン(オーウェン・ウィルソン)
Photo by ©DreamWorks Pictures
超自然現象を扱ったホラーの中で、ルークは太陽のように輝く明るい存在。いっぽうで最初から館の暗い過去を知っていて、そのギャップがキャラクターの魅力を醸し出しています。
ルークは何歳?
はっきりした年齢設定はありませんが、まだ子供だと思います。
・リュックを背負って登場
・野球のグローブを手に歩き回る
・屋敷をあちこち観察しようとする
など、男の子らしい描写が目立ちます。クライマックスのシーンを見ると、車の運転はできるようですから、高校生と考えるのが妥当でしょうね。緊急事態にかまけた無免許運転でなければ、の話ですが・・・。
ルークを演じた時のオーウェンは30歳ですが、スクリーンで見ると12〜15歳にしか見えません。
Photo by ©DreamWorks Pictures
⬆可愛いでしょう?
実は不眠ではない?!
ご覧になった方は勘づいたと思いますが、ルークの不眠は仮病です。彼は元気いっぱいの少年で、本当はぐっすり眠れるはず。ルークは被験者の1人になるため、わざと不眠症のフリをしています。
Photo by ©DreamWorks Pictures
ヒル・ハウスに到着した最初の夜、ルークがベッドで読んでいるのは『パワー・スリープ−快眠力』。この映画の製作当時に大ヒットした睡眠に関する書物です。
が、ここで面白いのはルークが読みながらラムネを食べていること。ラムネといえば、「集中力を高め、眠気覚ましによい」お菓子。ルーク坊やは本当は眠くて仕方がないのに、必死に眠くならないように工夫しているわけですね。
ルークの目的は屋敷の謎を解くこと
最初の夜、ルークはラムネで何とか眠気を払い、みんなが寝静まるのを待って屋敷の探検を始めます。
Photo by ©DreamWorks Pictures
ベッドの上で本を読んでいた時はパジャマだったのに、部屋を出ていく時にはちゃんと服に着替えているのが面白いですね。グローブを手にしているのは、【何かを触る時に素手だと危ないから】でしょう。
ルークは端から不眠治療などという名目をてんで信じてなく、
・屋敷にどんな秘密があるのか?
・マロー博士(リーアム・ニーソン)の真の目的は何か?
という2つの疑問に答えを出そうと張り切っています。
怪奇現象にもどんどん立ち向かっていく
ルークは、幽霊を相手にしてもほとんど怖がりません。焦ることはあっても、次々と状況を打破しようと突っ走ります。
特に印象的なシーンは、
・初日の夜、幽霊に怯える女性たちの悲鳴を聞いてすぐに駆けつけ、調べてやる。
・割れた窓ガラスをビニールでキレイに補修してやる。
・天井の飾りがエレノアを拘束する現象が起きた時、燭台で飾りを叩き切る。
・車で開かない門を突き破ろうとする。
・腹を立てて、家に取り憑いているヒュー・クレインの肖像画をメチャクチャに傷つける。
観ながら、「勇敢な少年!」と感嘆すること間違いなしの素敵なキャラクターです。
🏰ルークの印象的なシーン・セリフは?🏰
ルークのシーンはどこをとっても印象的ですが、特に面白い場面を3つ紹介しましょう。
「夜中の3時に頭が冴えるなんて嘘だよ。」
初日のディナーの席で、「不眠症ではあるけど、夜中の3時に頭が冴えてアイデアが浮かぶと天才になった気分」と話すセオ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)。
セオ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)
Photo by ©DreamWorks Pictures
が、ルークは
「夜中の3時は頭がぼんやりするよ。オバケ番組を観て怖がるのがせいぜいだ。」
と、反論します。
Photo by ©DreamWorks Pictures
このセリフで早くもルークの不眠症が仮病であることがバレてしまう演出になっていますね。
さらにセオに向かって、
「きみは睡眠薬依存症になってるね? あのドラッグ中毒の女流作家に似てるもん!」
と、失言。これには大笑いでした。
可愛いウィンク
幽霊屋敷の初日、ルークがお休みの挨拶をするシーンも笑えます。
ルーク:それじゃあ、おやすみなさい、レディーたち!
オーウェンがこう言いながらウィンクして見せるシーンは大爆笑!
Photo by ©DreamWorks Pictures
オーウェンって、たまにウィンクするんですが、これがいつも可愛いのが不思議。絶対に色目を使う感じにならないのがいいです。
オーウェンは真面目で、色目なんて微塵も持ってないからでしょうね…。
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夜中にマロー博士と廊下でぶつかる
初日の夜、屋敷を探検中のルークがマロー博士(リーアム・ニーソン)とバッタリぶつかって悲鳴を上げるシーンは見物!
マロ―博士(リーアム・ニーソン)
Photo by ©DreamWorks Pictures
ルークは野球のグローブを、マロー博士は録音テープを手に持っていて、互いに腹を探り合うのが面白いです。
マロー博士︰そのグローブは?
ルーク︰えっ?
マロー:グローブなんか持って何をしてる?
ルーク︰だって僕は不眠症だから。眠れないんだ。きみこそ何を持ってるの?
マロー:これか? いや何でもない。
グローブを見咎められて「だって不眠症だから」と答えるのが笑えます。ぜんぜん答えになっていませんよね?
個人的には大好きな俳優2人のシーンということもあって、特に好きな場面です。
リーアム・ニーソンについては、↓こちらの記事でまとめていますので、よかったら併せてどうぞ。
「僕、セオに恋しちゃったの。」
翌朝、ネル(リリー・テイラー)とおしゃべりしながらルークが言うセリフ。これはセリフが面白いというより、雰囲気が笑えます。12〜16歳の男の子が年上の女性に恋するあの感じ。
Photo by ©DreamWorks Pictures
少年の初々しい初恋のイメージが微笑ましいですね。
ただ俳優の年齢でいうと、実はオーウェンよりセオ役のキャサリン・ゼタ・ジョーンズのほうが若いんですが…。
オーウェン、30歳で12歳に見えるから驚きです。
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