オーウェン・ウィルソン ― 知られざるイメージをすべて公開!

オーウェン・ウィルソン ― 知られざるイメージをすべて公開!

『ナイト・ミュージアム』のカウボーイや『アルマゲドン』のオスカー、『カーズ』の主役の声を担当するなど、有名作品に数多く出演している、ハリウッドの人気俳優オーウェン・ウィルソン。そんな彼の真の姿について伝えるブログです。

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オーウェン、肩を脱臼したままアクションをこなす! ― 映画『エネミー・ライン』④

エネミー・ライン第4弾。この映画は次々と驚きのエピソードが飛び出しますが、最終回の今日も、かなり仰天するものがあります

 

 

ストーリー

hm-hm.net

 

予告編

 

これまでの記事

1️⃣

owenwilson.hatenablog.com

2️⃣ 

owenwilson.hatenablog.com

3️⃣

 

 記事のタイトルに必ずオーウェンとか〈彼〉が入ってごめんなさい。くどいと思われるかもしれないけど、タイトルで彼の存在を示すほうがアクセスが上がるんですよね・・・

 

 では、映画の話を続けましょう。

 

「ウィルソン〜!」と叫ぶのはオーウェンのアイディア

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Photo by 20th Century Fox, fanpop

 
 冒頭、バーネット大尉はパイロットのスタックハウスを誘い、「風の強さを試してみようよ」と、フットボールのボールで遊びます
 
 撮影に協力した海軍本部は、このシーンに眉をひそめたようですが、製作側は「少しは明るい場面も必要」と、押し通しました。
 ボールが海に落ちてしまった時にバーネット大尉が「ウィルソ〜ン!」と叫ぶのはオーウェンのアドリブ。
 
 これは映画キャスト・アウェイで主人公が、親友のように大切にしてウィルソンと名づけていたバレーボールが海に落ちてしまった時に叫ぶセリフのパロディだそう(私は未見なのですが・・・)。
 
 ムーア監督は、「ちょっとマニアックだし、どうかなとも思ったが、オーウェンのしたいようにさせておいた。結果は大成功だったよ。試写会の時、大ウケだったんだ。みんな、意味が分かったんだね。」
 
 でも、元ネタを知らない人もこれで笑う人がいるんですよね。オーウェンの名字と同じですし、それだけでも充分笑えるのかも。 
 
 ところで、これは余談ですが、オーウェンは風を相手に異常に戯れることがあるようです
 同時期に撮影した『ロイヤル・テネンバウムズ』終盤でも、ロープで作った輪を振り回しながら遊ぶシーンがあり、監督のウェス・アンダーソン「ああ、またやってる。確かエネミー・ラインでも風で遊んでたよね」と、コメントしていました。
 
オーウェンが風で遊びだしたりすると、あんまりいい兆候じゃないよ」と言う人もいます。気分がハイになっていて、自暴自棄になっている証拠なのです。2007年のダージリン急行では撮影の間、誰の目にも余るほどはしゃぎつづけ、直後に自殺を図りました。
 
 思えば、2000年頃はストーカーの被害に遭っていた時期です。
 
 オーウェンがはしゃいで遊ぶのは可愛い光景ですが、あまり度が過ぎる時は・・・ゾッとしますね。
 

目の前で火薬が爆発した!

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Photo by 20th Century Fox,  Amazon

 

 仲間のスタックハウスが殺され、思わず声を上げたバーネットは雨あられと注ぐ弾丸の中を必死で駆けていきます。映画では最初の逃走シーンですが、実際の撮影はかなり進んでから行われたそうです。
 
 ここでもオーウェン地雷の時と同じく、本当に爆発の中を走っています。しかし、この時は、
 
火薬の一つがオーウェンの目の前すれすれで爆発してしまう!
 
というアクシデントが起きてしまいます。さすがのオーウェンも、この時ばかりはショックで一瞬たじろぎました

 

「すぐ立ち直ってくれたけど、この時僕らはこれ以上オーウェンを危険に晒してはいけないと、痛感したんだ。」製作者たちはそう語っていますが、どうせならもっと早く気づいてほしいですね・・・。だって、彼らが痛感した時には、危険なシーンはほとんど終わっていたんですから。

 

 まあ、痛感したおかげか、あとで追加撮影した、水を飲んでいる最中に銃撃を受けて斜面を転がり落ちていくシーンはスタントにさせていますが。

 

オーウェンは目の前に何もなくても、真に迫った演技ができる

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Photo by 20th Century Fox, i-reviewmovies
 
 目の前にバーネットの姿が見えているにも関わらず、Uターンして去ってしまう救援ヘリ。バーネットは絶望し、罵声を浴びせますが、ふと周りに目を向けた時、墜落した場所を示すマリア像を見つけます
 
 実はこの時、ヘリコプターもマリア像も現場にはまったく存在していませんでした(もっとも、ヘリについては監督と製作総指揮者とで記憶の違いがあり、本当に飛んでいたとも言いますが・・・)。

 

 オーウェンはこの時、何もない空に向かって必死に叫び、ただの空間を見て、あたかもマリア像を発見したかのような目つきをしたのです

 

「下手な役者だったら、マリア像を見つけたように演じる時、変に眉を上げたり、唇を噛んだりするだろう。でも、オーウェンは素晴らしい。ただじっと見つめるだけで、あの雰囲気を完璧に出せるんだ」と、監督は絶賛していました。

 

 確かに、オーウェンの演技力は稀に見るほど優れていますよね・・・。

 

肩を脱臼したまま演じた!

 

 今回の記事で最もショッキングなエピソードがこれ。そうなんです、オーウェンはこの撮影でさんざん危険なスタントをこなした結果、右の肩を脱臼してしまいました

 
 しかも、最後の追跡者との戦いから救出されるまでのシーンは、何と
 
右の肩が外れた激痛のまま演じているのです!!!
 
 ビックリですね! 製作者たちも、「よくよく観察したら、右をかばっている気もするけど・・・パッと見た目には分からないねと、感嘆しています。
 私も言われるまで気づきませんでした。皆さんはどうですか? 
 
 本編をご覧になった方ならお分かりと思いますが、レイガート少将が乗るヘリコプターが来る前後の戦いは凄まじく、オーウェン演じるバーネットの動きも激しいですよね? その間、怪我をした右腕もかなり使っています。
 
オーウェンは忍耐強いからね。本当に根性ある俳優だよ」と製作者たちは言いますが・・・。
 
 感想を一言。
 
大怪我しているのに、こんな無理をさせないでください!!
 
 肩を脱臼したら、文字通りあるべきところから肩が落ちてしまう上に、一度外れてしまうと、完治は難しいんです
 現にオーウェンこの撮影以来、右肩を痛がることがよくあります
 
 しばしば思うことですが、映画関係者はオーウェンに対して気を遣うのを忘れ過ぎです。大半が彼の忍耐強さに感心して、そのまま甘えてしまう。でも、表面は黙って耐えていても、オーウェンの心は悲鳴を上げています
 
 オーウェンは肉体も精神もとても繊細。周囲は、彼の気遣いや忍耐を当たり前と思わずにもっと配慮するべきでしょう
 
 それにしても、激痛の中であれほどのアクションと演技をこなせるとは・・・頭が下がります。
 
 
 さて、長かったエネミー・ラインもここまで完結します。
 
 いかがでしたか? 本作は “『トップガン』を超える戦争アクション映画” などと謳われていますが、それも納得できますね。
 
トップガンも危険の多い撮影(スタントの1人が事故死したそうです)でしたが、主役の俳優自身にかかる負担はエネミー・ラインのほうが遥かに上。
 
エネミー・ラインは、『クーデター』と並んでオーウェンの代表作と呼ぶべき作品です。
 
 

 ⬇️エネミー・ライン』を観る⬇️

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