最高にオーウェンらしい映画『クーデター』のジャック
※21年8月の記事をリライトしました。
オーウェンの映画の中でも、最もオーウェンらしい映画といえば、紛れもなく『クーデター』です。原題は《No escape》、逃げ道なしという意味ですね。
公開は2015年。かなり話題になったので、ご覧になった方も多いでしょう。個人的には最も感動した映画の一つです。
オーウェンのおすすめ作品をまとめた記事でも、真っ先に『クーデター』を選出しています。
・オーウェンのおすすめ作品10選
この映画に関してはストーリーが分かりやすいので、作品の解説をする必要はまったくありません。
・映画『クーデター』(2015)の見どころ。
・本作に見るオーウェン・ウィルソンの魅力
・『クーデター』の登場人物とキャスト
とにかく、この映画はオーウェンの魅力が溢れ出る作品です。ぜひ存分にオーウェンらしさを味わってください。
- 🔹『クーデター』の見どころはオーウェン演じるジャック!🔹
- 🔹最もオーウェンらしさが前面に出た映画🔹
- 🔹映画『クーデター』(2015)のあらすじと予告編🔹
- 🔹オーウェンの本質を知るには『クーデター』を観るのが早い!🔹
🔹『クーデター』の見どころはオーウェン演じるジャック!🔹
とにかく、この映画の見どころは、オーウェン演じるジャックに集中しています。『クーデター』のジャックはオーウェン本人にそっくり!
オーウェンならではの、
・優しさ
・勇気
・温かい愛
といった美点が余すところなく発揮されていて、観ているとうっとりしてしまいます…。
1.パニックの時でも、もっと弱い者に気づく
Photo by Bold Films, showbiz
市場でクーデターが起こり、いきなり敵に包囲されてしまったジャック。
訳も分からないまま揉み合う人々の間に放り込まれてしまいますが、隅で震えているアジア人の母娘に目を留め、とっさに自分の身体で守ります。
ホテルに逃げ込んだ時には、暴動に気づかずに集会を開いているアジア人たちに「ホテルが襲われるぞ! 逃げろ!」と、警告することを忘れません。
映画の終盤近くでも、家族と一緒に走って逃げている最中に、ずっと後ろでハモンド(ピアース・ブロスナン)が倒れ込んだことに気づいて駆け戻る場面がありました。
自分が逃げ惑いながらも、合間に他の人も助けようとする。こうした言動は映画中に散りばめられていますが、現実のオーウェンと全く同じです。
2.常に落ち着きを持ち、時には果敢な思いつきを実行する
ジャックは予期できぬピンチに見舞われては、必ず抜け出す方法を思いつきます。例えば、ビルの屋上から飛び移るシーン。
彼は急ぎながらも隣のビルとの距離を目で測り、妻・長女・次女それぞれを、最も効果的な言い方で説得します。
・妻を説得するシーン
まずは妻のアニー(レイク・ベル)。泣かんばかりに怯える彼女を「ここで殺されたいのか? 敵の十歩先を行くんだ! そうすれば逃げるチャンスが増える!」と励まして、何とか跳び移らせます。
次女のビーズ(クレア・ギア)には「犬の名前は何にする?」と聞いて気をそらし、先に移った妻の元に放り投げました。
長女ルーシー(スターリング・ジェリンズ)には一番手こずりますが、危険を防ぐために自分のベルトで娘の腕を縛り、ついに成功させます。
オーウェンでなければ、あの緊迫感と勇気、そして毅然としていながらも温かみのある雰囲気は出せなかったでしょう。彼本人そのままを見ているように錯覚するシーンの一つです。
オーウェンは「(ビルとビルの間が)あれくらい狭い距離であれば、誰でも間違いなく同じことをするよ」と、コメントしていますが、どうでしょうか・・・。怖くてできない人もいるのでは?
3.「(娘のルーシーをプールに)行かせたのか?」
暴徒に追われてやっとホテルの部屋にたどり着いたジャックが、ルーシーの不在に気づいて、アニーを問いただす時の言葉。
この一言に、妻の不注意を咎めるニュアンスがあるのがオーウェンらしいところ。
・ルーシーを助け出すシーン
彼は自分の子を持った経験はないものの、他人の子を養育していますから、こうした子供に対する注意深さには優れているのです。
・オーウェンが見捨てられた甥を育てたエピソード
いいえ、自分の子がいても不注意な親はゴロゴロいますから、養育経験とは関係ないかもしれませんね。
どこであれ、小さな子を勝手に一人で出歩かせない。短い会話ながら、そうしたオーウェンらしい考え方が現れています。
結局、ジャックは今やっと命からがら戻ってきたばかりなのに、娘のルーシーを探しに、またも飛び出して行く羽目になります。
4.他人を守るためなら、潔く死を受け入れる
Photo by Bold Films, thecinemahoric
映画の終盤、ジャックが敵の手に落ちて、殺されそうになるシーン。残酷さを喜ぶ彼らは、何とルーシーに手を下させようとします。
ピストルを持たされ、自身も頭に銃口を突きつけられながら泣いている娘に、ジャックは覚悟を決めて言います、
ジャック:ルーシー、パパを撃つんだ! 勇気を出して、撃つんだ!!
なかなかできることではありませんよね。物語ではしょっちゅうお目にかかりますが、現実ではここまで冷静にはいられない人のほうが多いはず。
でも、オーウェンは現実でも同じことができる人ですから、重要な共通点なのです。こうした捨て身の行為が似ているのは、かなり珍しいのではないでしょうか?
🔹最もオーウェンらしさが前面に出た映画🔹
『クーデター』は、オーウェンらしいオーウェンを味わえる、非常に稀少な映画です。
Photo by ©The Weinstein Company, Bold Films
愛する家族を守り、勇気を失わないジャックはまさにオーウェンにぴったり。こういう役こそ似合うのに、コメディ俳優と勘違いされているのは遺憾です。
本作でハモンドを演じたピアース・ブロスナンは、インタビュアーがオーウェンをコメディ俳優扱いするのに呆れていました。
Photo by ©The Weinstein Company, Bold Films
ピアース:『エネミー・ライン』を 忘れたのか! オーウェンはどんな役だってできる。とても多才で、観客の目をスクリーンに引きつける人格を持ち合わせているんだから。
まったくピアース・ブロスナン様のおっしゃる通り! オーウェンの出演作品のリストをしっかり見れば、コメディではない映画が多いことにも気づくはずです。
オーウェン・ウィルソンのために書かれた役
ジャックは最初からオーウェンのために書かれた役。この映画の監督と脚本を務めたドゥードル兄弟は脚本を書いている時から、役のイメージにオーウェンが浮かんでいたそうです。
ドゥードル兄弟:もともとコメディのイメージが強いオーウェンを起用することについて、世間がどう思うか不安もあった。でも、僕らは脚本を書いている段階からジャック役にオーウェン以外の俳優は考えられなかったんだ。
脚本・監督を務めたドゥードル兄弟
Photo by ©Jim Smeal/BEI
確かにドゥードル兄弟の言うとおり、ジャックはオーウェンでなければ演じられなかったでしょう。
→インタビューが収められたBlu-ray
オーウェン自身、オファーに大喜びだった!
オーウェンの性格を正しく知っている方は予想がつくと思いますが、彼はこの映画のオファーが来て大喜びでした。
オーウェン:脚本を読んで、すぐに引き込まれた。戦闘機に乗ったり、ただ争ったりするんじゃなくて、家族を守り抜くために戦うのがいいんだ。ジャックの言動は僕と全く同じだから、演じるのがとても楽だったよ。
僕が普段観る映画はドラマやスリラーのほうが多いのに、演じる時に回ってくるのはコメディばかりだったというのは面白いよね。
Photo by AKM Images / GSI Media, gogomagazine
しかし、インタビュアーから「これからは、もっとこうしたシリアスな役を望んでいるか」と聞かれると、「別に僕はジャンルで決めているんじゃないよ。コメディでもシリアスでも、大事なのは内容なんだ」と、答えていました。
いかにもオーウェンらしい答えだと思います。彼は、ストーリーに思いやりや愛が息づいていて、精神的な感動があればジャンルは何でも構わないタイプなのです。
🔹映画『クーデター』(2015)のあらすじと予告編🔹
Photo by ©The Weinstein Company, Bold Films
出張のため、アジア某国に家族とともに引っ越してきたジャック(オーウェン・ウィルソン)。しかし、外国人を標的にしたクーデターに巻き込まれてしまい、家族を守りながら必死で生き延びる努力が始まる…。
話は単純なのですが、そこに描かれている愛情と人間模様が観る人を感動させます。
あらすじ
無法状態のクーデターを切り抜けて、生き延びる家族を描いた本作は、意味合いは違うものの、今の世界情勢にぴったりです。もっとも、今回の事件のほうが規模は大きいですが…。
何の事を言っているのか分からない方はこちら⬇をどうぞ。
登場人物とキャスト
画面に出てくる人物の数は多いですが、主な人物は6人。
ジャック(オーウェン・ウィルソン)
Photo by ©The Weinstein Company, Bold Films
この映画の主人公。仕事のため、家族を連れてアジアに引っ越してくるが、暴動に巻き込まれ、家族を守りながら必死で逃げ回ることになる。
アニー(レイク・ベル)
Photo by ©The Weinstein Company, Bold Films
ジャックの妻で、2人の子どもの母。夫がアジア赴任になったことを不満に思っていてホームシック気味だが、暴動を夫と助け合いながら切り抜ける。
ルーシーとビーズ(スターリング・ジェリンズ、クレア・ギア)
Photo by ©The Weinstein Company, Bold Films
ジャックとアニーの子どもたち。ルーシーが姉で、ビーズが妹。暴動の中、両親に守られながら逃げ続ける。
ハモンド(ピアース・ブロスナン)
Photo by ©The Weinstein Company, Bold Films
ジャックと家族がアジアに向かう飛行機で出会った男。到着してからも、何かと便宜を図ってくれるが、実はCIA。暴動で死亡する。
ケニー(サハジャック・ブーンタナキット)
Photo by ©The Weinstein Company, Bold Films
アジア人。ケニー・ロジャースのファンで、陽気な運転手。ハモンドと仲がよく、CIA仲間。暴動の際に被弾し、命を落とす。
予告編
🔹オーウェンの本質を知るには『クーデター』を観るのが早い!🔹
オーウェンをコメディ俳優と思っている方には、ぜひ本作を見てほしいですね。『クーデター』のジャック役には、オーウェンらしさのすべてがぎっしりと詰まっています。
・『クーデター』のジャックはオーウェン本人の性格にとても似ている。
・監督のドゥードル兄弟は最初からオーウェンを想定してジャックを創作した。
・オーウェンは『エネミー・ライン』でも大ヒットし、コメディ俳優と呼ぶにはふさわしくない。
ちなみに、オーウェンがこの映画で演じたのはジャックだけではありません。妻アニーの役作りも大半はオーウェンが構成しています。
このことについては、↓こちらの記事で詳しく解説しているので、併せてどうぞ。
3月の運用報告+ワースト記事ランキング
月初めなので、また運用報告です。3月はまったくPVがだめでした。
・年度末でエンタメを読む気にならない人が多かった。
・私がブログをあまり更新できなかった。
この2つがPV低下の理由だと思います。
今月の報告はかなり惨めったらしいので、アンチの方は喜んでくださってもいいですよ。
- 🌸3月の運用報告🌸
- 🌸読まれなかった記事ランキング🌸
- 1位:オーウェンの性格も知らずにニュースを作るな!
- 2位:映画エピソードランキング【2021年】
- 3位︰善悪を揺れるアンジェラ|映画《Are you here》解説②
- 4位:主人公スティーブの不幸な過去|4.映画《Are you here》解説③
- 5位:歌のシーンはオーウェンもエディも嫌がった? |映画『アイ・スパイ』解説③
- 6位:隣の芝生を青く思わずに〜オーウェンの生き方|映画『マーリー、世界一おバカな犬』解説①
- 7位:ピアース・ブロスナンらが語るオーウェンの印象|映画『クーデター』解説③
- 8位:マックイーンの声はオーウェン・ウィルソン!|『カーズ』シリーズ解説①
- 9位:子犬のようにかわいいオーウェン・ウィルソン! デュプリーの魅力|映画『トラブル・マリッジ』解説①
- 10位:拷問を受けても口を割らないのは現実のオーウェンと同じ! 映画『アイ・スパイ』解説④
- 🌸今月のおすすめブロガーさん🌸
- 🌸最後に🌸
🌸3月の運用報告🌸
2月と比べるとぐっと悪くなりました。
PV数(ページビュー数)
1か月の合計PV数は2,247。2月は3,000PVを超えていたので、マイナスです。
流入バランスは⬇この通り。
やはり、圧倒的に「Social」が多いですが、検索流入もわずかずつ増えていっています。
ユーザー数
1374ユーザー。インターナショナルな読者層はいつも通りですね。
収益
アドセンスで、うまい棒(旧価格)64本分。アフィリエイトがまったく発生しないのはいつものこと。ぜんぜん対策をしないのだから当たり前ですね。
記事数
リライトを除くと4記事。ちょっと少ないですね。
🌸読まれなかった記事ランキング🌸
いつもの記事ランキング…ではありません。今度は「読まれなかった」記事ランキングです。内部リンクが偏ってきているので、あまり読まれない記事にスポットを当てようと思います。
ただし、アナリティクスの数値を元にしているので、PVが1以上あった記事になります。
以下、読まれなかった順になります。
1位:オーウェンの性格も知らずにニュースを作るな!
ジェイド・デュエルに関するデマを暴く記事シリーズの第3弾です。これはキーワード選びが悪くて読まれないのかもしれません。
2位:映画エピソードランキング【2021年】
よく読まれた記事のランキング特集が「読まれないランキング」に入ってます。シャレにもなりませんね。
3位︰善悪を揺れるアンジェラ|映画《Are you here》解説②
マイナーな映画《Are you here》の解説記事です。アンジェラというのは、この作品のヒロインの名。彼女の言動を観察しながら、ストーリーを読み解いています。
4位:主人公スティーブの不幸な過去|4.映画《Are you here》解説③
1月にアップした時はまあまあ読まれましたが、先月は鳴かず飛ばずでした。スティーブはオーウェンが本作で演じた役の名前です。
5位:歌のシーンはオーウェンもエディも嫌がった? |映画『アイ・スパイ』解説③
リピン企画でピンを流したら、時々は読まれる記事ですが、今回はそれをしてないので悲惨な結果に…。
6位:隣の芝生を青く思わずに〜オーウェンの生き方|映画『マーリー、世界一おバカな犬』解説①
文字色が多すぎるし、内容も雑なので書き直そうと思いつつ、全然手をつけていません。『マーリー』は人気作品にもかかわらず、オーウェンの個性が発揮できていない映画なので、リライトを後回しにしてしまっています。
7位:ピアース・ブロスナンらが語るオーウェンの印象|映画『クーデター』解説③
こちらは逆に、「自分では気に入っているのに伸びない」記事。キーワードの選び方が悪いのか、構成の問題か、はたまた宣伝しなさすぎたせいか…。近くリライトや分析をしてみるつもりです。
8位:マックイーンの声はオーウェン・ウィルソン!|『カーズ』シリーズ解説①
ブログ仲間さんたちからは「とっつきやすい! もっとこういう記事を増やしてはどうか?」と言われた記事ですが、実際にはほとんど読まれていません…。
9位:子犬のようにかわいいオーウェン・ウィルソン! デュプリーの魅力|映画『トラブル・マリッジ』解説①
同じ『トラブル・マリッジ』の解説でも、②は毎月よく読まれ、上位ランクインしているのですが、①はさっぱりダメ。
10位:拷問を受けても口を割らないのは現実のオーウェンと同じ! 映画『アイ・スパイ』解説④
『アイ・スパイ』は全体的にあまり読まれているほうではないですね。タイトルにキーワードが入っていないのも悪いかもしれません。
🌸今月のおすすめブロガーさん🌸
このコーナーも毎月恒例になりつつありますね。今月は⬇こちらの2人です!
フィッシュ中山さん
2つのブログを運営されている、活動的なブロガーさん。主に心霊スポット・釣り・キャンプについて書かれています。短編を書くなど小説家の資質もある、多才な方です。
・ブログ
ブログ始めて最初の記事です。
— フィッシュ中山@釣好き、ブログ2年目 (@fishnakayama) 2022年1月4日
・・・ただの長短分の日記だったwhttps://t.co/pUEQmUPVRf
まにゃさん
リピン企画でもよくお世話になっている、まにゃさん。私と同じはてなブロガーで、投資や節約について発信されています。
・ブログ
サラリーマンでも節税はできる。
— まにゃ|投資・節約・金融教育 Kindle作家 (@manya_mama_) 2022年3月27日
でも、知らないと節税できないし、誰も教えてくれない。
だから、自分で節税について知って、ノーリスクで手取り年収をあげよう!生涯年収が数百万円単位で変わる🔥
節税対策のまとめ記事を公開【国税庁相談済み】https://t.co/zM2DC0D2oy
🌸最後に🌸
3月はあまり活動できなかったので、やはり結果もそれなりでした。でも、ブラッドリー・クーパーの記事を仕上げることができたのはホッとしました。12月からずっと中途半端なままだったので…。
・ブラッドリー・クーパーの記事②
もう1つ、オーウェンの素敵なセリフを集めた記事も編むことができました。
・オーウェンの名セリフ集
今月は『ホーンティング』の記事を仕上げて、『The minus man』に取り掛かりたい、と思っています。
4月も、どうかJaneのお届けするオーウェン情報をよろしく!
オーウェン・ウィルソン|愛の名言集
このブログも1年を過ぎ、わずかながらオーウェンの真の性格を伝えることに貢献できている気がします。いつも読んでくださる方、本当にありがとう!
ここまで続けてこられたのも、温かく見守ってくださる読者の方々のおかげです。
今日はまとめ記事を兼ねて、オーウェンらしい映画のシーンを振り返りたいと思います。
- 💗『アルマゲドン』💗
- 💗『ズーランダー』💗
- 💗『シャンハイ・ナイト』💗
- 💗『ウェディング・クラッシャーズ』💗
- 💗『ライフ・アクアティック』💗
- 💗『カーズ』シリーズ💗
- 💗『アー・ユー・ヒア』💗
- 💗最後に💗
💗『アルマゲドン』💗
まだデビュー間もないオーウェンが、小さな役ながら存在感の大きいオスカーを演じた作品。
「これは歴史的偉業だよ! まさに英雄。もちろん、僕は参加するよ!」
ハリー(ブルース・ウィリス)が部下7人に、命懸けで地球を救うことに協力するかどうか問いかけた時、唯一頭をまっすぐに上げて同意するのがオスカー。これはオーウェンのアドリブでした。
Photo by ©20th century fox
さりげなく偉大な行いをし、それを明るさとユーモアで包み込むのがオーウェンの魅力です。
💗『ズーランダー』💗
2001年公開の大爆笑コメディ、『ズーランダー』。オーウェンは大忙しの中、何とか時間を作って出演しました。出番はやや少なめながら、彼のアドリブが冴えているシーンも多く、必見の映画です。
「多くは宇宙飛行士に憧れるけど、僕は木の皮になりたい。」
冒頭の授賞式のビデオで流れるインタビューでハンセル(オーウェン)が語るセリフ。「脚光を浴びるよりも、ボロボロに傷ついても誰かを守れる存在でありたい」という意味で、感激の名セリフです。
Photo by ©Paramount Pictures
こんなに愛に溢れた言葉をさらりと言ってのける俳優はなかなかいません。
「賞なんて意味がないよ。どっちがイケた顔か競うなんてくだらない。」
監督のベン・スティラーが絶賛しながらも、なぜかカットしてしまったシーン。
ベストモデル賞を授与されたハンセルですが、彼はそれを自慢することはなく、授賞式でドジをして失笑を買ったライバルのズーランダー(ベン・スティラー)を庇いさえします。
💗『シャンハイ・ナイト』💗
生い立ちの分からないカウボーイのロイ(オーウェン)は、堕落した生活を送りながらも真っ当な社会で暮らすことに憧れている人物。
「僕は心のきれいな女性と結婚したいんだ。たくさん子供をつくって、大切な価値観を教えたい。」
ロイは男娼のようなことをして稼いでいますが、内心ではそれを嫌悪しています。彼の生活ぶりを責めるチョン(ジャッキー・チェン)に向かって、ロイは「僕だって本当は普通の生活がしたい」と悲しい気持ちを話すのです。
Photo by ©Touchstone Pictures
オーウェンお気に入りのテーマ「汚れた生活を捨て、清らかな愛に生きる」を象徴するセリフですね。ロイはラストでチョンの妹と結ばれ、願いは叶うことになります。
💗『ウェディング・クラッシャーズ』💗
2005年公開のロマコメ。ストーリー後半はほとんどオーウェンのアイディアで作られていて、深みのある作品に仕上がっています。
事故で両親を失ったために親友ジェレミー(ヴィンス・ヴォーン)を兄代わりに育ったジョン(オーウェン)。しかし、女癖の悪いジェレミーのせいでジョンの青春は恥にまみれてしまいます。
映画では「ジョンが真の恋をし、幸せを手に入れるまで」が描かれています。
「人々はよく頭を使っていないと言う。でも、実際には心も使っていないよ。」
冒頭、いろいろな結婚式に出る中でジョンがふと漏らす言葉。これもオーウェンのアドリブです。「あらゆる問題は頭ではなく、心のせいだ」というメッセージですね。
ほんの数秒のシーンを使って、はっとさせる言葉をさり気なく口にする。オーウェンの見事な技です。
「今すぐ僕と結婚してほしい、とは言わない。でも彼とは結婚しないでくれ。手遅れにならないうちに!」
ラストでジョンがクレア(レイチェル・マクアダムス)にプロポーズする時のセリフ。クレアは家柄の問題もあって、まったく愛してもいないサック(ブラッドリー・クーパー)と婚約しています。
Photo by ©New Line Cinema
ジョンは自分の汚れた過去をすべて白状したうえで、「クレアへの愛情は本物だ」と訴えます。が、この言い方は面白いですよね? 結婚を懇願するのではなく、クレアにサックと別れるように頼むのです。
ここはまさにオーウェンらしさが凝縮されたシーン! 無償の愛ですね。何度見ても感動します。
💗『ライフ・アクアティック』💗
オーウェンの親友の監督ウェス・アンダーソンが、オーウェンのために書き上げた役ネッド。心優しい青年で、オーウェンの性格がよく現れています。
「僕には27万ドルの遺産があります。お役に立ちますか?」
ドキュメンタリー映画の監督ズィスー船長(ビル・マーレイ)が自分の父親かどうか分からないネッド。しかし、船長が資金繰りで揉めているのを耳にすると、すぐに自分の全財産を差し出して窮状を救ってやります。
Photo by ©Touchstone Pictures
オーウェンの優しさを見事に表現したワンシーンですね。
「イルカのそばのKはクラウスだよ。」
クラウス(ウィレム・デフォー)はネッドを妬んで意地悪ばかり。が、ネッドはクラウスの寂しさに気づき、船のロゴに彼の名を入れて喜ばせます。
映画全体のハイライトと言ってもいい、素晴らしいシーンです。
💗『カーズ』シリーズ💗
日本ではあまり知られていないけれど、大人気のアニメ『カーズ』シリーズの主人公マックイーンの声を担当したのはオーウェン。ストーリーにも彼の意見は反映されていて、オーウェンらしいセリフもたくさんあります。
「年寄りのレーサー曰く、優勝カップは空っぽのカップに過ぎない」
1作めの最後、マックイーンは優勝を目前にして先輩レーサーのキングがライバルに突き飛ばされて倒れ込んだことに気づき、駆け戻ります。
Photo by ©Disney/Pixar
「おまえ、優勝カップを逃したじゃないか」と驚くキングを、マックイーンは元レーサーの言葉を引用して、ゴールまで連れ行ってやります。
主演がオーウェンだからこそ仕上がったラストだと思います。
「僕がきみにチャンスをあげられるのもこれが最後なんだ。」
『カーズ/クロスロード』のラスト、レーサー志望の若いトレーナーをマックイーンが励ますセリフ。
中年を越したマックイーンは衰えが目立ち始め、それを受け入れきれずに必死にトレーニングして最後のチャンスに賭けます。が、自分が融通を利かせられるうちにトレーナーにチャンスを与えることを思いつき、彼女を送り出すのです。
これもオーウェンが希望した結末で、本来はマックイーンが勝利を収める予定でした。
💗『アー・ユー・ヒア』💗
この作品は全体がオーウェンらしい愛の精神に満ちています。見返りを求めない友情、裏切られても許す温かい愛情。が、言葉よりも雰囲気でストーリーが織りなされていく映画なので、セリフを抜き出すのは容易ではありません。
ここでは、解説では触れなかったセリフを1つ紹介します。
「神と多大な犠牲を払ったこの鶏さんに感謝します。アーメン!」
都会人で家畜を殺したことなどないスティーブ(オーウェン)は、恋人に言われて鶏を殺さないといけない羽目になります。その鶏がローストチキンとなってテーブルに載せられた時、スティーブが唱えるのがこの祈り。
Photo by ©Gilbert Films
「多大な犠牲を払った鶏さんに」という表現が可愛いです。
💗最後に💗
映画の中からオーウェンの愛の精神を感じるセリフを抜き出してみました。が、実際にオーウェンの映画を観ると感動のシーンが目白押し! あなたもぜひいろいろな作品を観て、オーウェンの温かい雰囲気に癒やされてみてください。
⬇こちらの記事も併せてどうぞ。
ブラッドリーのニュースにもフェイクが溢れている?|恋愛や子供の合成写真
さて、今日はブラッドリー・クーパーに関する記事2回めにして、本題。つまり、フェイクを暴く回です。
といってもブラッドリーの場合、私自身が多くのことを知っているわけではないので、ニュースの矛盾・写真の違和感をメインにお話ししていきます。
Photo by ©Ian Smith
☘️ブラッドリーも恋愛関係のフェイクが多い☘️
ブラッドリーのフェイクニュースも恋愛や子供に関することが多く、手口もオーウェンの場合とよく似ています。
つまり、情報源の不透明な画像が飛び交い、矛盾だらけの経緯があちこちに載せられている状態ですね。
妻や恋人に関する報道を集めると…
大多数のサイトでは、ブラッドリーの結婚や交際について⬇このように伝えています。
・女優ジェニファー・エスポジートと2006年に結婚し、わずか1年で破局。
・多くの交際を経て、2015年モデルのイリーナ・シェイクと付き合い始める。
・2016年、イリーナが婚約指輪らしきエメラルドをはめているのを目撃される。
・2017年、娘が産まれる。
・2019年、イリーナと破局。
パッと流れを見れば、何の変哲もない恋愛沙汰ですよね? 私もそう思っていました、スクープ写真を見るまでは・・・。
ブラッドリーは東ヨーロッパ系の女性と結婚している?
合成写真をお見せする前に、1つ大事なことを。ネットの情報によれば、ブラッドリーは2007年に離婚してからは独身であることになっています。が、不思議なことに2015年の時点で彼の右手には結婚指輪が光っているのです。
結婚指輪をつけるのは左手のほうが多いですが、オーストリアや東ヨーロッパでは右手にはめます。習慣の違う男女が結婚した場合は、当然どちらかに合わせるわけですから、アメリカ人でも右手にすることもあるわけです。
もしブラッドリーの手に光るのが結婚指輪なら、イリーナ・シェイクに関する報道はすべて誤りということになります。あるいは、イリーナとはすでに結婚している可能性もありますね。
☘️オーウェンの時と同じ! 合成だらけの写真集☘️
タイトル通りです。ブラッドリーとイリーナが交際していたのであれば、ツーショットがたくさんあるはずですよね? が、これがおかしなものだらけなのです!
イリーナ・シェイクの顔がコロコロ変わる
まずはこれ。「いったい何人いるの?」と思うほどイリーナ・シェイクの顔が写真によって違います。
①
Photo by ©John Shearer/WireImage
②
Photo by ©parismatch
③
Photo by Haber7
④
Photo by ©Imagecollect.
さすがに同一人物には見えません! 「メイクのせいでしょ?」ですって? いえいえ、そのレベルでは済みません。この4人のうち誰が本物なんでしょうか? それとも4人ともイリーナ・シェイクではないのでしょうか?
赤ちゃんがやっぱり・・・
次はイリーナ・シェイクとの間に生まれたとされる娘の写真です。目を凝らして見てください。
①
これは何かのジョークでしょうか? ブラッドリーの右手が途中から質感が変わって、女の手になっていますよ! 人物を切り抜いているのはいつものこととして、赤い帽子が不自然。女の子の腕を境に、質が変わっています。
ついでに言うと、このイリーナはまた顔立ちが違いますね。
②
人物の切り抜き後を突っ込むのは割愛するとして、ドレスの柄模様が途中から急に小さくなっているのはなぜでしょうか? もうちょっと均等でないとおかしいと思うんですけどね。
ブラッドリーの息子?!
ブラッドリーに女の子が生まれた事実があるかどうか? それは私にも分かりません。しかし私がブラッドリーをお見かけした時には、息子さんらしき10代の男の子を連れていました。その数日前も同じ男の子がブラッドリーのそばにいました。
あの子が彼の息子さんなら、まったく報道されていない子供が存在することになりますね。
☘️まとめ:信じられるのは自分の目だけ!☘️
合成写真・ディープフェイク映画・フェイクニュースばかりが横行する現代、新聞もテレビも信用できません。ネットで流れてくる報道もオーウェンや今回のブラッドリーの例で見たように、一皮剥けばウソだらけ。当然TwitterなどSNSの情報も見極めが大事です。
このブログで何度も書いてきたように、オーウェンの映画だけに絞ってもディープフェイクは何本も作られてしまっています。
・関連記事
では、どうやって見極めたらいいのか? それはあなたの目が頼りです。
新聞・テレビ・SNS・ネットニュース、何であれ目に入った情報があったら、「矛盾しているところはないか? 不自然なところはないか?」しっかり確認しましょう。これだけで嘘に惑わされる確率はぐっと減りますよ。
オーウェンのおすすめ映画は?コメディもシリアスも完璧!
オーウェン・ウィルソンだけを取り上げる超特化ブログを書いている私。この記事では、個人的にオススメな「好きなオーウェンの映画10選」をご紹介します。
と言っても、30以上の出演作品から10作選び出すのは至難の業。オーウェン本人はどの作品でも、非常に水準の高い演技を見せているからです。
ということで、今回は以下の基準で選び出しました。
❶出演時間の長さ
❷オーウェン本人の性格が発揮されている
❸ストーリー
この基準で考えると、かなりマイナー映画もランクインしました。あなたの知らない映画が見つかれば嬉しいです。
💙オーウェン・ウィルソンの映画ベスト10💙
オーウェンが出演した映画は、これまでざっと数えても30以上あります。その中から10選び出すのは至難の業! とにかく、気に入っている作品を集めてみますね。
何とか10位までランキングにしましたが、実際には甲乙つけがたく、厳密にはできませんでした…。
1.『アー・ユー・ヒア』(2013)
Photo by ©Gilbert Films
・公開:2013年
・出演:オーウェン・ウィルソン、ザック・ガリフィアナキス、ローラ・ラムジー、エイミー・ポーラー、他
・ジャンル:なし(ロマンス、サスペンス、ドラマの融合)
日本ではAmazonプライムでしか配信されていない、マイナーな映画。愛に飢えた孤独なスティーブ(オーウェン)の恋や友情を、闇に潜む犯罪をバックに描き、最後にはスティーブの愛がすべてに打ち勝つ心温まるストーリー。
登場人物の言動や周囲に漂う雰囲気にストーリーを読み解くヒントが隠され、真剣に観るのがオススメの映画です。何度も繰り返し視聴するのが好きな映画ファンにはぴったりかも。
オーウェンの鋭い知性や心優しい性格が役柄に投影され、感動的に仕上がっています。
マイナー止まりはもったいない作品!
➡関連記事
2.『クーデター』(2015)
Photo by Bold Films
・公開:2015年
・出演:オーウェン・ウィルソン、レイク・ベル、ピアース・ブロスナン、他
・ジャンル:スリラー
家族を連れて某アジアの国に海外赴任したジャック(オーウェン)が暴動に巻き込まれ、知恵を絞りながら切り抜けていくパニックスリラー。
「オーウェンのオススメの映画は?」と聞かれて必ず挙げる映画。オーウェンの魅力が余すところなく発揮されています。
極言すれば、「オーウェンの性格を知りたければ、『クーデター』を観るのが早い!」
オーウェン本人の特徴である【勇気・優しさ・ユーモア】を映画で味わえる数少ない作品の1つです。
監督・脚本を務めたドゥードル兄弟は、最初からオーウェンを念頭に置いて製作したので、オーウェンそのままの性格にも納得ですね。
ジャックの頼もしい味方ハモンドもお見逃しなく。007で有名なピアース・ブロスナンが独特のいい味を出していますよ。
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3.『ライフ・アクアティック』(2004)
Photo by Touchstone Pictures
・公開:2004年
・出演:ビル・マーレイ、オーウェン・ウィルソン、ウィレム・デフォー、ケイト・ブランシェット、他
・ジャンル:ドラマ
オーウェンの大学時代からの親友、ウェス・アンダーソンが監督・脚本を務めた映画。海の探検隊の人間模様を描いたヒューマンドラマです。
ここでオーウェンが演じたのは、若い海軍パイロットのネッド。どこまでも誠実な優しい青年で、ウェスはこの役をオーウェンのイメージそのままに書きました。
親友ウェスの友情を感じる、素敵な映画です。
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4.『エネミー・ライン』(2001)
Photo by 20th Century Fox
・公開:2001年
・出演:オーウェン・ウィルソン、ジーン・ハックマン、他
・ジャンル:戦争
アメリカ海軍の兵士が敵地に墜落し、ひたすら大勢の敵に追われる戦争映画。
ストーリーは単純ですが、次々と過酷なアクションをクリアしていくオーウェンに尊敬の念を禁じえない作品です。
最終場面では、オーウェンは肩を脱臼したまま演じており、製作者たちから讃えられていました。
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5.『ザ・マイナスマン』(1999)
Photo by ©TSG Pictures
・公開:1999年
・出演:オーウェン・ウィルソン、ジャニーン・ガラファロー、マーセデス・ルール、ブライアン・コックス、他
・ジャンル:スリラー
パッケージでギョッとしないでください! これ、日本の販売会社が悪いんです。
この映画は殺人鬼のストーリーではないし、血は一滴も流れません!
ここでオーウェンが演じるのは、罪を着せられて混乱する青年ヴァン。静かな作品ながら、人間の心情の輪郭をしっかり描き出す優れた作品です。
全編にわたってオーウェンが出ずっぱりなので、これだけでもファンには見応えがありますね。出演時間の割合ではトップクラスに位置するのではないかと思います。
残念ながら、この作品はどの配信サービスでも扱っていません。しかし、中古DVDは出回っているので、格安の時にぜひ!
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6.『ウェディング・クラッシャーズ』(2005)
Photo by New Line Cinema
・公開:2005年
・出演:オーウェン・ウィルソン、ヴィンス・ヴォーン、レイチェル・マクアダムス、ブラッドリー・クーパー、他
・ジャンル:ロマンスコメディ、ドラマ
女たらしの男2人が真の恋人を見つけるまでを描いたロマコメ。コメディとはいっても、オーウェンが脚本に関わっているため、かなり重みのあるストーリーに仕上がっています。
逆に「コメディではとにかく笑いたい!」という方には不向き。オーウェン演じるジョンが失恋に苦しむ場面では、自殺願望や精神の闇まで描かれ、笑いはあまりありません。
人間の愛と成長の物語としての鑑賞がおすすめ。
ヴィンス・ヴォーン、ジェーン・シーモア、クリストファー・ウォーケンなど共演者が豪華な映画でもあります。ブレイク前のブラッドリー・クーパーが敵役を演じているのも見どころ。
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7.『トラブル・マリッジ』(2006)
Photo by Universal Pictures
・公開:2006年
・出演:オーウェン・ウィルソン、マット・ディロン、ケイト・ハドソン、他
・ジャンル:コメディ
新婚夫婦とベストマンを務めた独身男デュプリーの同居生活がトラブルを引き起こすコメディ。ケイト・ハドソン×マット・ディロン×オーウェン・ウィルソンの競演が楽しめます。
これもオーウェンが製作に関わった映画。やはり人間の苦悩や葛藤がしっかりと描かれ、単純に笑える作品ではありません。
ここでオーウェンが演じたのは新婚夫婦の家に居候するデュプリー。しかし、オーウェン自身は新婚の夫カールの役を望んでいたため、いくつか物語の流れに支障をきたしているところがあります。
でも、これはとにかく【オーウェンの愛らしさ】を堪能する映画。オーウェン演じるデュプリーは子犬みたいにかわいくて純真で、観ているだけで癒やされます。
オーウェンの家事能力や恋愛に対する真面目な姿勢も反映されていますね。
ただ、デュプリーが車に撥ねられるシーンがあったり、撮影はかなり危険を伴うものでした。
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8.『ホーンティング』(2000)
Photo by ©DreamWorks Pictures
・公開:2000年
・出演:リリー・テイラー、リーアム・ニーソン、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、オーウェン・ウィルソン、他
・ジャンル:ホラー
オーウェンが愛らしい映画としては『ホーンティング』も挙げましょう。いちおうジャンルはホラーですが、ぜんぜん怖くありません。
実はこの映画、つい最近まで私は敬遠していたんです。理由は「オーウェンの頭が飛ぶ」と聞いたから。しかし思いきって観てみると、幸い頭が切れるシーンはほとんど映らず、ストーリーも面白かったので、今では大好きな映画の1つです。
怖くないので、逆にホラーファンからは叩かれやすいようですが…。
ここでオーウェンが演じているのは、賢くいきいきとした少年ルーク。悪霊に憑かれた屋敷の謎を解くべく、不眠症のふりをして乗り込んでいきます。
セリフのほとんどがオーウェンのアドリブで、作品を明るく盛り上げているのが魅力。
『96時間』シリーズなどで有名なアクションスター、リーアム・ニーソンも出ているのでお見逃しなく!
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9.『幸せの始まりは』(2011)
Photo by Columbia Pictures
・公開:2011年
・出演:リース・ウィザースプーン、ポール・ラッド、オーウェン・ウィルソン、他
・ジャンル:ロマンス、ドラマ
30歳を過ぎたことを理由に、ソフトボール選手をクビになってしまったリサが2人の求婚者のうちどちらを選ぶか・・・というロマコメ。リース・ウィザースプーン、ポール・ラッド、オーウェンが三角関係を作ります。
オーウェンは、明るく優しい野球選手マティーの役。プレイボーイという設定のわりに女の影がまったくなく、リサ一筋の魅力的な青年を演じています。
結末は・・・観客まかせの雰囲気ですね。いちおう物語としてはキチンと終わるのですが、どうもすぐに違う結果が出そうなんですよね。
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10.『ズーランダー』(2001)
Photo by Paramount Pictures
・公開:2001年
・出演:ベン・スティラー、オーウェン・ウィルソン、ウィル・フェレル、他
・ジャンル:コメディ
最後の1つはかなり迷いました。が、『エネミー・ライン』と同時並行した『ズーランダー』を選出。
泥と血にまみれながら敵をかわしていく兵士とキレイ好きでクールな男性モデルを、同じ時期に演じ分けたオーウェンの才能には脱帽です!
この映画はベン・スティラーが脚本・監督を務めたもので、ベンらしい笑いのセンスが炸裂! ベンの可愛い奥さん、クリスティーン・テイラーも主役級で出演しています。
とにかく笑いたい気分の時にはおすすめですよ。
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💙最後に︰やはり10に絞るのは難しい!💙
Photo by ©gala.fr
オーウェンの作品はたくさんあるので、たった10作に厳選するのは困難でした。
最初も書いたように、今回は3つの基準に基づいて選んでいます。
❶出演時間の長さ
❷オーウェン本人の性格が発揮されている
❸ストーリー
ストーリーは当たり前の基準ですが、今回は残り2つの項目をより優先したので、話が面白い映画でも圏外に落ちてしまったものもあります。
ランキングに『ナイトミュージアム』シリーズや『ワンダー』、『アルマゲドン』などの話題作が欠落しているのは驚かれるかもしれません。
これらを選出しなかったのは、オーウェンの出番が少ないから。
唯一『ズーランダー』だけはやや登場シーンが少ないですが、『エネミー・ライン』の過酷な撮影の合間に撮った事実に敬意を評してリストインしました。
また、ここでは『カーズ』のような声のみの出演作品も除外しています。
2つめは「オーウェンらしさが発揮されているかどうか」。
オーウェンのまじめで誠実な性格が反映されている映画、あるいはオーウェンが製作に関わって深みのあるストーリーに仕上げた作品は優先的にリストインしました。
オーウェンの魅力が味わえる映画はたくさんあります。皆さんもお気に召したら、他にもいろいろ探してみてくださいね。
今回ご紹介した映画は、『ザ・マイナスマン』を除いてすべてAmazon Primeで視聴できます。
オススメの映画については、↓こちらの記事も併せてどうぞ。
追記:2021年10月の記事を見直し、大幅にリライトしました。
2月の運営報告&記事ランキング
3月になりましたね。ということで、恒例の運営報告+記事ランキングをさせてください。
・1月の運営報告は⬇こちら
いつも読んでくださる皆様、ありがとうございます。最後にまたブロガーさんを2人紹介させていただいています。
🌷2月の運営報告🌷
1月に「最高記録を達成できた!」と喜んでいましたが、何と2月はそれを更新することができました!
記事数
今月はリライト2つと新記事が5つ。合計7記事でした。映画《Are you here》の解説が完了したことで、かなり達成感があります。
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PV数
3080PV。ブログ始めて1年でついに3000PVを超えることができました! 私のような超特化ブロガーにとっては、とても貴重な数字。読みに来てくださった方、ありがとうございます。
流入バランスは⬇の通り。
検索流入は1月より減りました。これは2月はPinterestからの流入が非常に多く、相対的にSocial流入が増えたからだと思います。
ユーザー数
合計1770ユーザー。50ユーザーがリピーターでした。
地域はいつもどおりインターナショナルです。
今月は26か国から訪問がありました。90%以上は日本で読まれていますが、1回だけのアクセスだとイスラエルやノルウェーなどの国も混ざっていて面白いです。
収益
アフィリエイトは0円。アドセンスはうまい棒(旧価格)に換算して48本分。
🌷2月に最も読まれた記事10選🌷
いつも通り、トップページとカテゴリページは除外します。
1位:「オーウェンの子供ではない」男の子
Pinterestのピンが伸び続けているためか、最近とにかく読まれています!
2位:ドアノブのネクタイ
これもPinterestで大人気です。『トラブルマリッジ』のワンシーンをめぐるピンを作ったら、数か月経っても伸び続けているんですよね。
3位:オーウェンが人身売買された!
まだ未解決の事件です。オーウェンが悪質な人身売買の被害に遭い、リアルタイムで書き起こした記事。現在、オーウェンは売人に見つからないよう身を隠している状態です。
4位:オーウェンの鼻にまつわるエピソード
これも上位でお馴染みの記事ですね。オーウェンの鼻の形を検索で調べて読んでくださる方が大半です。何とか7か月以上1位をキープしています…。
5位:シェリル・クロウとの合成写真
これもPinterestのおかげで伸びている記事。オーウェンの元恋人とされているポップ歌手シェリル・クロウとのツーショットがニセモノであることを証明したものです。
6位:『ロキ』のメビウスは偽オーウェン
これもよく読まれていて嬉しいです。
『ロキ』以外にも偽オーウェンが登場する映画はいくつかあります。この1年、私はずっとディープフェイクの弊害を訴えてきましたが、最近ではTwitterでも「すぐ偽者と分かる」という声も増えてきました。
全然違うような気がする。
— NISUTA (@jixema) 2021年9月20日
服から顔まで色々違う
— NISUTA (@jixema) 2021年9月20日
これは、分かりますよ😆
— しょうこ🔮占い起業家メイ・リー (@u_MayLea) 2022年2月3日
目が全然違いますね。
— エアのれん (@ch1hv) 2022年3月1日
当のアメリカでは別人と気付かないのかしら?😵
何より演じてる人もプライドないんかい?と。
俳優の卵さん達が沢山いて端役でいいから、と聞いたことあります…気持ちは分かるけど違うよねー
アメリカ芸能界も黒いわ😱
本物かと思ったけど微妙に違う。
— 健康や世の中に目覚めた可愛いりす (@3Qs0eDvk6Sdzo9P) 2022年1月17日
日本人は特に騙されやすいのかもしれません。実際、⬇こんなコメントをいただいたことも。
日本人は、違う国の人を見分けるのが苦手ですからね…🤔
— しょうこ🔮占い起業家メイ・リー (@u_MayLea) 2021年12月24日
私も同感ですね!
7位:ジェイド・デュエルとの偽ツーショット
オーウェンが偽のツーショットを作られたのはシェリル・クロウだけではありません。一般女性ジェイド・デュエルとも吹き出しそうな合成写真が出回っています。
コマ違いのはずなのに、ぜんぶ同じスマイルと恰好の謎のオジサンは見ものですよ!
8位:『フレンチ・ディスパッチ』もディープフェイク映画!
ウェス・アンダーソンの名を騙るニセ映画『フレンチ・ディスパッチ』が日本公開されたため、大急ぎでリライトしてアップしたものです。
ちょうど公開されて間もないタイミングだったこともあって、かなりアクセスはありました。ぜんぜん信じてもくれない読者もいるとは思いますが・・・。が、「いつか正義は下される」と信じて訴え続けます!
9位:『アルマゲドン』のオスカーは魅力的な端役
これももうお馴染みですね。相変わらずピンはいっこうに伸びず、専ら検索から読まれています。
10位:『マリー・ミー』も偽オーウェン!
今月はディープフェイクに抗議した記事が3つもランクインしました。これも『フレンチ・ディスパッチ』と同じく、リライトしたものです。
内容は近く公開を控えた新作映画『マリー・ミー』について。あとは推して知るべし、です。
🌷今月のおすすめブロガーさん🌷
このコーナーも毎月恒例になりつつありますね。今月はお2人を。
むーんさん
Twitterのリピン企画でいつもお世話になっている、むーんさん。コスメをメインに主婦に役立つ情報を発信されているブロガーさんです。
・ブログ
ハイフしてきました。
— むーん🌙 (@moonmoon0969) 2021年6月15日
50代に突入して
本格的メンテナンス🛠
痛みに耐えた先に喜びが
待っている 😂#ウルトラフォーマー3 #アラフィフ美容 #たるみ治療 #ハイフhttps://t.co/kRGQWUmYeQ
ろっきーさん
ろっきーさんは、このまえお知り合いになったばかりのブロガーさん。が、かなり苦労して被リンク企画を開催なさったばかりなので、ここでささやかなお礼を。企画、お疲れさまでした!
・ブログ
せっかくなので、ろっきーさんが苦労して書かれた企画の記事を貼らせていただきます。
<自己紹介>
— ろっきー|同棲ブログ運営中 (@rocky_fam1101) 2021年12月21日
✔︎2021年12月にブログ開設
✔︎東京で働く若手サラリーマン
✔︎彼女との同棲生活を発信
✔︎副業でカメラマン
✔︎最高の夫&父親になるのが目標
✔︎FIRE目指したい
コメントやRT、フォローは泣いて喜びます😭
よろしくお願いします!☺︎
▼ブログはこちらhttps://t.co/uutom0d5vT
🌷最後に🌷
ここ数日、リアルの生活で忙しいことが続いてブログの更新頻度が減っています・・・。が、「今月中に何とかブラッドリー・クーパーの記事の第2弾は仕上げなくては」と考えているところです。
オーウェンの名言集のようなものを編んでみようか、とも思っています。
読者の皆様、どうか今月もJaneのお届けする情報をよろしく!
あの人もスティーブ役の候補だった?難航したキャスティング|8.映画《Are you here》は試行錯誤の末に仕上がった
《Are you here》も8回目! 今度こそ最終回です。最後に、この映画が完成するまでの過程をちょっと覗いてみましょう。
これまでの7つの記事は⬇こちらから。
8.映画が完成するまでの道のり(本記事)
- 🌿映画《Are you here》あらすじと予告編🌿
- 🌿なぜ《Are you here》は知られていないのか?🌿
- 🌿二転三転したキャスト🌿
- 🌿《Are you here》の解説まとめ🌿
- 🌿《Are you here》を配信しているところは?🌿
🌿映画《Are you here》あらすじと予告編🌿
海外では情報もある程度出ていますが、日本語で読めるサイトは皆無。あらすじは私の書いたもので我慢してくださいね。
あらすじ
予告編
🌿なぜ《Are you here》は知られていないのか?🌿
まずはこの疑問です。なぜ、こんなにも知られていないのか?
この映画はアメリカでもあまり大きくは取り上げられませんでした。期間限定で劇場公開された後、あとはDVD販売のみ。
・海外で販売されているブルーレイ(日本語字幕なし)
海外の映画評論サイトを見ると、評価も低く、相手にもされていない印象を受けます。
でも、なぜ? いくつか理由を推察してみます。
監督としては無名のマシュー・ワイナー
この映画はマシュー・ワイナーが脚本と監督を努めています。
監督マシュー・ワイナー
マシュー・ワイナーはXメンシリーズの脚本を書いた人ですが、監督として映画を製作するのは、この《Are you here》でまだ2つめ。しかも、最初の作品はまったく成功しておらず、ワイナーの監督業に対する信頼は低かったよう・・・。実際、ワイナーは資金確保にも苦労しました。
《Are you here》がほとんど知られないままの理由には、こうした事情もありそうですね。
「コメディ」として売り出したのが大失敗
本作はアクション映画でもなく、純粋なロマコメでもありません。簡単に言えば、中年男性2人がさまざまな感情や人間関係に揉まれながら自分の道を模索するストーリー。
Photo by James Bridges – © You Are Here Films, LLC.
マシュー・ワイナーは「この映画にジャンルはない」と明言し、「面白いところは笑ってくれたら嬉しいけどね」と付け加えています。にも関わらず、《Are you here》はコメディとしてジャンル分けされてしまいました。
完全にターゲット選定のミスですね。「ドラマ」として売り出せば、もっとヒットしたでしょうに・・・。
シェア率の低い映画会社
《Are you here》はギルバートフィルムズという無名の映画会社が配給を行っています。
Photo by ©Gilbert Films
20世紀フォックスやパラマウント、ユニバーサルスタジオと比べれば、宣伝力は雲泥の差。この映画の知名度が上がらなかった最大の原因かもしれません。
それでも疑問は残る
いちおう原因として考えられる理由を推察してみましたが、それでも「なぜここまでマイナーなのか」という疑問は完全に解決されません。
オーウェンが主役をするなら、一流の映画会社は率先して引き受けるはず。過去を振り返れば、オーウェンが出ただけでヒットした映画はたくさんあります。彼の名だけで売れることは分かっているのですから、《Are you here》を引き受けないのは不自然なのです。
グループ犯罪を匂わせるストーリーが権力者たちの癇に障った?
多くの一流ハリウッドスターは’17年を境に、活動が止まっています。代わりにスクリーンに出てくるのは無能の俳優ばかり。’20年からは一流スターの顔を使ったディープフェイク映画まで蔓延り出しました。
しかし、ハリウッドの明るく健全な世界を押しつぶす波は’17年以前に襲ってきていたと思われます。
『登場人物の9割はクロ?』で書いたように、この映画の犯罪は20年〜現在までの状況に極似しています。
悪の手先に使われ、怯えるアンジェラ(ローラ・ラムジー)
Photo by Photo by ©Gilbert Films
ハリウッドは近いうちに起こる世界的な犯罪をうすうす感じとって、この映画にさりげない警告を込めたのかもしれません。
ハリウッド映画の影響力は絶大。ましてオーウェンのような大人気のスターが主演ではヒット間違いなしです。支配層の者たちが「もし、この映画を見て国民が感づいたら・・・」と不安を覚えた可能性は否定できません。
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🌿二転三転したキャスト🌿
ワイナーはこの映画の草案を2005年にはまとめていました。しかし、公開されたのは2013年。映画が出来上がるまでには、かなり茨の道を歩んだようです。
何よりも時間がかかったのはキャスティング。主役級の俳優が決定するまでに、何と8年もの時間を要しました!
第1段階:スティーブ役のオファーはブラッドリー・クーパーに
2009年には⬇このキャストで発表されました。
スティーブ:ブラッドリー・クーパー
テリー︰ジェニファー・アニストン
ベン:ザック・ガリフィアナキス
しかし、間もなくブラッドリーもジェニファーも降板。
ザック・ガリフィアナキスだけは実際に出演することになりましたが、この時は彼もいったん白紙に戻っています。
Photo by ©LEGENDARY PICTURES
ブラッドリーも素晴らしい俳優ですが、彼の持ち味は激しさと勢い。もしブラッドリーがスティーブを演じたら、もっと怒りっぽいアクティブなタイプになったでしょう。それでは映画の雰囲気がガラリと変わってしまいます。
『二ツ星の料理人』*1のアダムをオーウェンが演じたらミスマッチなように、ブラッドリーとスティーブ役は噛み合いが悪く感じます。
・ブラッドリーのオススメ作品は⬇こちら
ブラッドリーにはやはり戦闘系や気性の激しい男の役を演じてほしいタイプです。
第2段階:マット・ディロンがスティーブ役の候補になる
翌2010年には⬇この顔ぶれで決まりかけました。
スティーブ:マット・ディロン
テリー︰レニー・ゼルウィガー
ベン:ジャック・ブラック
しかし、これもお流れになりました。
Photo by ©Damian Dovarganes/AP
マット・ディロンはブラッドリー・クーパー以上にミスマッチ! もしマット・ディロンがスティーブを演じていたら、始終イライラしてばかりのかんしゃく男になりかねません。
『メリーに首ったけ』の探偵役はぴったりでしたが、スティーブにはちょっと・・・。
ちなみにディロンは『トラブルマリッジ』でオーウェンと共演したことがあります。
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ジャック・ブラックのベン役もちょっと想像できませんから、この2回めのキャスティングはほとんど捨て鉢にさえ思えますね・・・。
最終決定! スティーブ役はオーウェンの手に渡る
ワイナー監督:8年かかって、やっとオーウェンをゲットしたんだ!
ワイナー監督はある時オーウェンが『マッド・メン』のファンだと知り、ここぞとばかり彼に《Are you here》の出演を打診。ワイナーはオーウェンの哀愁を帯びた雰囲気に魅了されていて、彼の主演を強く望みました。
Photo by ©Denise Truscello/WireImage
今度は大成功でした! オーウェンはすぐにスティーブ役を引き受け、残りのキャストもトントン拍子に決まったのです。
ベン役には最初の候補だったザック・ガリフィアナキスが戻ってきました。意地悪な姉テリー役にはエイミー・ポーラー、そして若い継母にローラ・ラムジー。
こうして《Are you here》は無事完成しました。
撮影の合間に撮られた写真?
左からオーウェン、ローラ・ラムジー、ザック・ガリフィアナキス
Photo by ©Gilbert Films
実際、この映画はミスキャストに感じる配役が1人もなく、「よくここまで完璧に揃った」と感心するほど!
オーウェンは候補の中で最も適役!
時間はかかったものの、ワイナー監督はオーウェンを獲得できたことに大満足し、「スティーブ役をどう演じるか」をオーウェンに完全委任しました。
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この役には、やはりオーウェンがいちばん似合うと思います。優しくておとなしく、言うべき時にははっきりと意見を述べ、鋭い観察力と深い愛情の持ち主。オーウェンの性格に沿って、スティーブは愛すべきキャラクターとして誕生しました。
🌿《Are you here》の解説まとめ🌿
これで《Are you here》の解説を終えます。全8回ですから、びっくりする長さでしたね! ここまで辛抱してお付き合いくださった読者の方々には心から感謝します。
最後に解説の要点をまとめておきますね。
☑ 《Are you here》は謎の多いミステリーロマンス映画。
☑ ヒントは全てスクリーンに隠れている。
☑ 支配層にとって都合の悪いアイロニーが含まれているために知名度が低い。
☑ いつものごとくストーリーにはオーウェン個人の性格が活かされている。
☑ ブラッドリー・クーパーやマット・ディロンもスティーブ役の候補だった。
Photo by ©Gilbert Films
日本では悲しくもAmazonプライム限定の配信。かなりコアな映画ファンでも、《Are you here》を知っている人はごくわずかです。
私の解説がこの映画に興味を持つきっかけになれば、とても嬉しいです。
🌿《Are you here》を配信しているところは?🌿
Amazonプライムのみでの配信です。
Amazonプライム
*1:ブラッドリー・クーパー主演のヒューマンドラマ映画
映画『マリー・ミー』に騙されるな! オーウェン・ウィルソンは出演なし!
何度も公開延期された、新作ロマコメ《Marry me》(邦題:『マリー・ミー』)。建前上は、世界的に流行らされた「コロナウィルス対策のため」だそうです。あえて流行らされた、と書きますよ。この病気が科学的に証明されていないのは周知の事実ですからね。異論は受けつけません。
ちょっと話が横道に逸れましたね。ごめんなさい。さて、『マリー・ミー』です。
Photo by Universal Pictures
結論を先にいうと、これもオーウェンが出演していないニセモノ。『フレンチ・ディスパッチ』と同じです。
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最初のうちはディープフェイク映画はネット配信限定の映画に限られていたのに、どんどん図に乗って、今は劇場公開のものにまで蔓りだしました。
私はオーウェンの映画にかかりきりなので、他は分かりませんが、おそらく多くの映画にニセ俳優が登場していると思われます。
- 🌼あまりに不自然な公開延期🌼
- 🌼またまた合成写真!オーウェンが若すぎる🌼
- 🌼まともな予告編もなければ、公式サイトも雑!🌼
- 🌼原作コミックの矛盾🌼
- 🌼オーウェンになりすましているニセ俳優が判明!🌼
- 🌼なぜわざわざオーウェンが出演していることにするのか?🌼
🌼あまりに不自然な公開延期🌼
この映画、いくら何でも延期され過ぎです。最初は2020年中の予定で、21年のバレンタインに延び・・・5月に持ち越され・・・最終的に22年のバレンタインまで延期されました。
嘘コロナのせいで20年アメリカで公開された映画のリストは少なめですが、それでもまあまあの本数が劇場公開されています。それも大半が、明らかに『マリー・ミー』よりも話題性のない映画ばかり。これはちょっと変じゃありませんか?
理由はともかく制限された中で公開するなら、当然人気の出そうな作品を優先するのが普通です。映画業界もお金で回っているのですから、つまらない作品だけ上映して、むざむざ利益を捨てるはずがありません。
何かウラがあると見るべきです。
🌼またまた合成写真!オーウェンが若すぎる🌼
まずは↓この写真をご覧ください。
Photo by ©Universal Pictures
映画の一場面として解禁されたものなのですが、
例によって合成です。
長くなるので、おかしい箇所をいちいち羅列するのは控えますが、
・ジェニファー・ロペスの膝にシートベルトがかかっていて、室内にそぐわない
・オーウェンの顔が最近の写真にしては若すぎる
ということだけは指摘しておきます。
『ワンダー、君は太陽』(2017)
Photo by Dale Robinette, realsound
↑ご覧の通り、何歳になってもオーウェンは若々しいんですが・・・。
やはり年齢の違いは分かりますよね。『マリー・ミー』の撮影は、ニュースを信じるならば2019年ですから、もう少し年でないとおかしいんです。
🌼まともな予告編もなければ、公式サイトも雑!🌼
変なことはまだあります。この映画、ストーリーは細かいところまでちゃんと決まっているんですが、21年末になるまでまともな予告編が1つも存在しない状態でした。
それまでの【公式予告編】は⬇これだけ。
予告編と呼べる代物じゃありません!
ジェニファー、オーウェン、マルーマの3人がちらっと映るだけ。しかも、たった16秒ですよ? これではただのキャスト紹介でしょう。制作が決まった時点でも作れるような動画です。
22年2月現在は《Marry me》の新しい予告編が公開されています。
・新予告編
⬆これがオーウェンに見えたら、眼科に行くことを強くオススメします! 新旧どちらも、絶対にオーウェンの顔ではありません!
公式サイトもテキトーな作り。21年2月時点ではまともな写真1枚なく、誰でも作れそうな情報量の薄いものでした。現在はもうちょっと写真を増やして体裁をつくろっていますが、やはり薄っぺらです。
🌼原作コミックの矛盾🌼
いくら目をつぶろうとしても、項目が4つ目にもなると、疑いたくなってきませんか?
コミックを読めるはずのページは404エラー
まず、オーウェンがこの映画出演の最終交渉に入ったと報じられたのが2019年の4月。ここまではいいでしょう。しかし、ここで早くも不思議なことが・・・。
このニュースを読んでみると、途中で
「ボビー・クロスビーによる同名コミックが原作です。こちらで読めます。」
と書かれ、コミックのページへ誘導するリンクが貼ってあります。さて、そこをクリックすると、あろうことか「安全ではないリンクを開こうとしています」と、Googleから危険信号が発せられるんです。それを無視してページを読み込むと・・・
404エラー、このページは存在しません*1。
ごまかしはまだ続きます・・・。
原作の初版は映画が作られるよりも後?!
そもそもこの原作コミック、初版は2020年11月3日。これでは、19年時点でこのコミックを原作にするのは無理なはず!
少なくとも20年の12月時点では、Amazonの商品説明にさっきの日付が書いてあったのですが、21年2月に同じページに行くと、「発売日:2010/10/20」。辻褄が合うように変更してあります。
「最初から2010年だったんじゃないの?」
いいえ、こうしたごまかしはすでに予期していたので、キチンとメモを取っておいたのです。ですから、絶対に記憶違いではありません!
そして22年現在、出版日はふたたび情報が元に戻してあります。
どうやって存在しない原作を使ったんでしょうね?
🌼オーウェンになりすましているニセ俳優が判明!🌼
『マリー・ミー』の予告編やポスターを見れば、ひと目でオーウェンでないのは分かります。同じことを私は『ロキ』の時に何度も訴えましたし、『フレンチ・ディスパッチ』や『ブリス』の記事でも繰り返し主張しました。
そもそもオーウェンは出演できる状況ではない!
もう一度言います。2020年以降に公開された映画にオーウェン・ウィルソンは出演していません!
2019年11月にオーウェンはプライベートの用で来日し、日本国内で暴行・監禁などの犯罪被害に遭ったあげく、現在は男娼として売り飛ばされる危機にあります。この2年以上、オーウェンは映画の撮影をできる状況ではありません。
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「オーウェン」を演じているのはウィーンフィルのヴァイオリン奏者?!
Photo by ©Universal Picturesこのベッチャリした顔がオーウェンでないことは明らか!
エクハルト・ザイフェルトPhoto by ©wienerphilharmoniker
ライナー・ホーネックPhoto by ©kioihall
🌼なぜわざわざオーウェンが出演していることにするのか?🌼
この『マリー・ミー』を含め、最近はいくつも「オーウェンの名がクレジットされた、オーウェンの出演していない映画」が量産されています。
「なぜわざわざディープフェイクなんかするの?」
ごもっともな疑問ですね。が、答えは簡単!
・ザイフェルトやホーネックら犯人がオーウェンを殺そうとした事実を隠したかった。
・オーウェンを男娼として売り飛ばしたあとも、彼が俳優として活躍しているように見せかけたい。
まさかと思うかもしれないけど、これが真実です。ザイフェルトは精神分裂症なうえ、誰彼かまわず嫉妬する異常者。オーウェンの友人でありながら、内心ではオーウェンを妬んでいたようです。
ここ数年オーウェンが次々と被害にあったのも、この異常者のネクラな嫉妬心のせい。
ニセ映画は純粋な映画ファンを失望させ、欺く存在。ディープフェイクを早く一掃し、昔のように安心して楽しめる時代に戻るべきです!
*1:22年現在は映画の宣伝ページに飛びます。
『フレンチ・ディスパッチ』はアンダーソンへの侮辱! 悪質なディープフェイク映画
※21年7月の記事をリライトしました。
《Are you here》の記事もまだまだ残っていますが、先日『フレンチ・ディスパッチ』が日本でも公開されたので、「この映画を観ないように」あらためて警告します。
ディープフェイクによる偽映画は、最近留まるところを知らない状態ですね!
謎のウェス・アンダーソン映画『フレンチ・ディスパッチ』
まず何も言わずに⬇️この予告編をご覧になってください。
さて、オーウェン・ウィルソンがいたのに気づきましたか?
「いや、どこにいるか分からなかった。最後に名前は出てきたけど、顔は見てない。」
はい、大正解です! これ、オーウェン・ウィルソンの出演作になっているけど、顔がハッキリ映らないように誤魔化しているのは怪しいですね。この映画もやはり後ろ暗いところがありそうです。
アンダーソンは勝手に名前を使われたのか
Photo by welt.de
誤解してほしくないのですが、『フレンチ・ディスパッチ』の監督がウェス・アンダーソンだからといって、彼に疑いをかけるのはやめてくださいね。アンダーソンはオーウェンと同じで完全な被害者です。
「どうして、そう断言できるのよ?」
答えは簡単。アンダーソンはオーウェンが殺されかけたことを知り、去年から日本に来て、必死で陰謀の調査にかかりきりになっているからです。
『フレンチ・ディスパッチ』が、アンダーソンの構想の中にあることはおそらく間違いないでしょう。しかし、どの程度撮影が進んでいたかは不明。たぶん、まだ未完成なのではないでしょうか。出演者のうち、オーウェンを含む数名は国際的陰謀のために監禁されていましたし、どう考えても撮影が終わっているはずがありません。
またまたディープフェイク?
これは『ロキ』や『ブリス』のようなネット限定の映画ではありません。そのせいか、《Marry me》と同じく、公開が何度も延期されてきました。
しかし21年、突然カンヌ国際映画祭で公開されることが決定。22年1月には日本でも上映されてしまいました。
「ってことは、フレンチディスパッチは本物の映画だったわけね。」
いえいえ、そう簡単に納得するわけにはいきません。あの予告編はどう見ても変ですからね。
おまけに、⬇️この画像は何でしょう?
Photo by Searchlight Pictures, pitchfork
誰もが揃いも揃って蝋人形にしか見えませんね。生気がなさすぎます。左から2番めがオーウェンとされている人物ですが、まず間違いなく別人です! ちょっと、このオーウェン紛いの部分だけアップにしてみましょう。
Photo by Searchlight Pictures, gq.com
オーウェンはこんなに顎が角ばってないし、体の線ももっと柔らかなタイプです。いくら50代に差し掛かったからといって、急にここまで変わるはずがありません!
これは一番単純なディープフェイクですね。他人にオーウェンの顔をくっつけただけです。
ディープフェイク、ディープフェイク、ディープフェイク、もううんざり!!! 書いている私も耳にタコができそうです!
ディープフェイクが何かご存知ない方は、ぜひ⬇️こちらの記事を読んでみてください。
さて、アンダーソンのような完璧主義者がこんな変なものを作るとはあり得ませんから、結論はただ一つ。
アンダーソンが未完成のままアメリカに置いてきたフィルムを使って、誰かが勝手にディープフェイクを施した!
カンヌ国際映画祭も、陰謀に加担している?!
Photo by france24
どうもまとまりのない文章になってしまってごめんなさい。ここまでの内容をいったん整理しておきますね。
- 『フレンチ・ディスパッチ』は未完成の作品。
- ウェス・アンダーソン本人はオーウェンの救出にかかりきりになっていたので、映画を勝手に捏造されたことに気づけなかった。
- ディープフェイクであることは予告編と画像の不自然さから証明できる。
さて、カンヌ国際映画祭で上映されることが決定した『フレンチ・ディスパッチ』。フランスが舞台の映画らしいので、フランスでの初上映は別に不思議ではありません。
問題は、あのどう見てもディープフェイク映画であるにも関わらず、カンヌがあっさりとこの作品を受け入れたこと。
こうなると、二者択一を迫られますね。つまり、
- カンヌの名声に信頼を置き、『フレンチ・ディスパッチ』がれっきとした完成品であることの証明とする。
- 自分の目を信じ、カンヌを疑わしく思う。
の、どちらか。
私は名声や地位で判断するタイプではありません。よって、必然的に2を選択することになります。あんな変なものを受け入れたのであれば、カンヌ映画祭は国際的陰謀に加担している可能性が高いと睨みます。
もう1つ、カンヌ映画祭に登場したとされるオーウェンの写真がこちら⬇
Photo by Gettyimages, eiga-board
別人です!!!
これをオーウェンとして紹介するなんて、バカにしていますね。
何ですって?! これをオーウェンだと思った? じゃあ、目が悪いのでしょう。眼科に行くことを強くオススメします。
日本と関係が深いのが疑わしい
このカンヌ映画祭、やけに日本人受賞者が多いんですよね。もちろん、それだけなら結構なんですが、今回の国際的陰謀のメッカが日本だったことを考えると、ちょっと眉唾ものです。
『フレンチ・ディスパッチ』のカンヌ公開は、オーウェンを殺そうとしたことがアメリカの有力者たちにバレて慌てた日本側の、進退窮まった選択なのでは?
意味が分からない? つまり、ウェス・アンダーソンという信頼ある監督の映画にオーウェンが出演したように見せかけることによって、「オーウェンが日本で殺されかけた」という事実を何とかもみ消そうとしたのではないか、ということです。
ネット映画のディープフェイクに味をしめた?
『ロキ』も『ブリス』も現在配信中ですが、「これがオーウェンとは分からない!」と言いながらも騙されている観客もいます(そもそもディープフェイクの存在を知らない方も)。犯人たちにしてみれば「しめしめ!」というところでしょうね。
犯人の本音
「いいぞ、いいぞ。オーウェンが殺されかけたなんて、誰も知りゃしないんだ。ここまできたら、カンヌを抱き込んで、劇場公開の映画を出せば、ますます隠蔽できるだろうさ、ヒヒヒ!」
でも、勝つのは・・・
おあいにくさま! そうは行きませんよ! あなた方バカな犯人たちが考えている以上に、捜査は進んでいるんですからね。
せいぜい今のうちに楽しんでいらっしゃいな。今は誰を逮捕すべきか見定めるために泳がせてるだけなんだから。あなた方をバカにして、勝利の笑みを浮かべている人はたくさんいます。私、Janeもその1人!
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1月の記事ランキング&運営報告
早くも22年も最初の1月が終わりましたね。私にとっては《Are you here》の魅力に改めてハマってしまった1か月でした。
映画《Are you here》より
Photo by ©Gilbert Films
解説をすべて終える前に月をまたいでしまったので、今日はいったん運用報告をまとめておこうと思います。
💚1月の運用報告💚
記事の数も揃ってきたからか、今まで最高によい結果になりました。
PV(ページビュー数)
1か月の総PVは2416。私の中では最高記録です。
流入バランスは⬇この通り。
検索流入もだんだん増えてきました。ブログサークルも活用しているおかげか、「参照」からの流入もちょっとあります。
ユーザー数
1400ユーザー。わずかながらアメリカやオランダ、韓国からも流入があり、相変わらずインターナショナルです。
収益
今月は0です。もともと収益のためのブログではないので、対策もしていません。
記事数
6記事になりました。専ら《Are you here》ばかりですね。まだシリーズの途中なので、今月もしばらくこのミステリー映画にお付き合いくださいね。
💚1月に最も読まれた記事10選💚
運用報告の恒例ランキングです。ちなみに、今月最も表示回数が多かったのは「ブログのトップページ」! これはブログ全体が検索順位で上がってきているおかげです。
しかし、ここではカテゴリページやトップページは除いて、純粋に「記事」としてランキングを算出します。
1位:オーウェンの「息子」は合成写真の産物
フェイクニュースにしか存在しないオーウェンの息子が最もスポットライトを浴びたようです。このブログで何度も書いたように、オーウェンには「子どもがひとりもいません」。
オーウェンと子供の写真の多くは合成によるでっち上げ。
2位:オーウェンの鼻をめぐる悲劇
これが上位なのは、いつもどおり。専ら検索からの流入です。
3位:ネクタイとドアノブ
これももうお馴染み。ピンタレストのピンがバズを起こしたおかげです。
4位:ドラマ『ロキ』を信じるな!
これも検索流入が増えてきました。必死に訴えていることなので、検索上位に来ているのは大変嬉しいです。
ディープフェイクに気づかない人が多いのか、それとも言うのが怖くて黙っているだけか、いずれにせよディープフェイクを悪用する映画はどんどん量産されています。
つい先月も『フレンチ・ディスパッチ』が、アンダーソンの名を騙ったニセ映画にも関わらず上映されてしまいました。インタビューやプレミアなど用意周到な準備で観客を騙していて、傍から見ても腸が煮えくり返る思いです。
あらためて言っておきます。『ブリス』、『ロキ』、『フレンチ・ディスパッチ』の3作品にオーウェンは出演していません。映画界から抹消するためにも、これらの作品については「いっさい観ない」、「拡散しない」という志でボイコットすべきです!
5位:『アルマゲドン』のオスカーは魅力的
これも検索流入の多い記事です。ただ、逆にピンタレストでは不思議なくらい伸びが悪いんですよね。この『アルマゲドン』のピンはいくつか作ったんですが、どれも鳴かず飛ばずです。
この記事がランキングから漏れる日=検索順位が下がった、ということになりそうです…。
6位:オーウェンが自殺を図った心理的理由
『アルマゲドン』と反対に、ピンタレストと検索の両方で流入が見込める記事。オーウェンの自殺未遂の理由を説明する内容です。
7位:《Are you here》の主人公スティーブ
書いたばかりの記事がランクインした初めての例! あまりにマイナーな映画ですから二重の驚きでした。
これは主人公スティーブ(オーウェン)について考察した記事です。
8位:オーウェンと「恋人」のツーショットが合成だらけ
オーウェンの子供が嘘なら、オーウェンの恋人と報道された女性もニセモノだらけ! これが10位以内に収まっているのは嬉しいですね。少しは合成写真を見抜ける人も増えるでしょう。
9位:大量逮捕リストのデマ
コロナ騒ぎが政治目的であることは、いまや常識。しかし「コロナはウソだ!」と叫ぶ人々の中にもデマを流す連中は多いので、見極めが必要です。そうしたデマの1つが「ハリウッドの大量逮捕」。子供の生き血を吸うとか何とかおかしなことを吹聴して騒ぎ立てました。
本記事はそれを洗い出し、デマであることを証明したものです。
10位:《Are you here》結末までのあらすじ
何と、《Are you here》からもう1つランクインしていました! 書いたばかりの記事が2つも10位までに入って嬉しいです。
この映画、日本では残念ながらAmazonプライムでしか視聴できないのですが、とてもおすすめの作品。機会があれば、ぜひどうぞ。
💚今月のオススメブロガーさん💚
先月に続き、注目すべきブロガーさんをご紹介!
なべはぴさん
「ドメインパワーのことならこの人の右に出る者はいない!」と言っていいほど、対策を知り尽くした方。つい最近は何と195ものサイトを分析して、丁寧なまとめ記事をアップされています。
はてなブロガーとして、私も載せていただきました。ありがとうございます。
・195のサイト分析記事
押し売りするつもりは全く無いですが、宣伝だけさせてください🤣https://t.co/SDsh8z0JcO
— なべはぴ👹ドメパの鬼ちゃん👹 ブロガー🤡 (@nabe_lucky72) 2021年11月24日
ニャンコさん
私と同じく映画の考察記事を書いていらっしゃるブロガーさん。オリジナルの考察や着眼点が素晴らしく、苦手な映画でもつい読みふけってしまうほど興味深いブログです!
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救世主がジョン・ウィックになった過程… pic.twitter.com/L8i2CC0Fkw
— ニャンコ@映画垢 (@nyanko_movies) 2022年1月18日
💚最後に💚
私が初めてオーウェンの記事をアップしたのは21年の2月4日。もうじき1年になります。アメーバブログで、見出しの使い方1つ知らない状態での出発を考えると、「ずいぶん多くの方が読んでくださるようになったのね」と実感します。
皆さん、いつも本当にありがとう! 今月もJaneがお送りするオーウェン情報をよろしく!
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